2010/10/9

1670:VIPルーム  

 「寧々ちゃん」のいたずらっぽい目線をじっくり見返しながら、「ここはラブホテルのVIPルームではないですよ・・・ゴルフ練習場のVIPルームです。」

 「じゃあ、これは浮気ではないということね・・・」「寧々ちゃん」は相変わらず笑み成分を目の中に溜め込んだまま、もう一度尋ねた。

 「浮気ではないですよ・・・まだ・・・少なくとも私の定義では・・・」「身も心もの定義ですね・・・」「そうそうそれです・・・」「じゃ当分大丈夫ですね・・・」「えっ・・・」「じゃっ、後半はじめますか?」

 シュミレーションゴルフは後半に突入。このシュミレーションシステムはヘッドスピードや、ボールの回転・初速を計測しそのボールの行方を決める。そのボールの行方はスクリーンに表示される。飛んだ距離やピンまでの距離が表示されるので、その距離にあわせてクラブを選択する。

 ちゃんとドローボールやフェードボールも出る。ドライバーの飛距離はほぼ実際のラウンドに近い。アイアンはフルショットの時はほぼ実際の飛距離に近いのであるが、アプローチショットの場合は、その飛距離は実際よりもやや大きめに表示されることが多い。人工芝の上で打つので芝の抵抗がないためであろう。

 どうも休憩時間の会話が気になり、後半はいきなりトラブルショットから始まった。前半は42で回ったのであるが。後半はどうにもこうにもまとまらず49となってしまった。トータルで91。シュミレーションゴルフでも90切りがかなわなかった。

 「寧々ちゃん」はパターで苦労したが、バンカーに入れても必ず1発で出るため大たたきがなく、OUT「53」IN「51」のトータル104であった。まずまずではないであろうか・・・

 「寧々ちゃん」には好評であった。「これ、またやりたい・・・」「また、誘っていいですか?」「もちろんいいですよ・・・浮気じゃないなら・・・」「えっ・・・」

 帰りの車のなかでは柴草玲の「うつせみソナタ」をかけた。1曲目の「川辺」を聴いていて、ふと「寧々ちゃん」が「これって不倫の曲じゃない・・・」とつぶやいた。「えっ、そういわれてみたら、そうかも・・・」「なんだか、ダブりますね・・・」またまた意味深な「寧々ちゃん」トークが炸裂した。



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