2010/10/1

1662:パンダ目  

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 BMWは、『コンセプト6シリーズクーペ』のオフィシャルフォトを公開した。これは次期『6シリーズクーペ』のデザインスタディモデルである。なので、市販化される際には若干の修正が加わるはずである。

 しかし、スタディデザインの完成度からすると、市販化される際の修正はごくわずかで、このコンセプトカーが、ほぼそのまま市販されると見ていいだろう。

 そのスタリングは、全体はとてもダイナミックでエレガントである。キドニーグリルやフロントバンパーに新たな意匠が加わりシャープさを増している。サイドのキャラクターラインも最近のBMWの流儀に従ったものである。

 公開された数枚の写真を見ていささか違和感を覚えたのは、その目つきである。基本的な造形は最近のBMWのデザインに倣ったものなのであるが、眼の周りに「くま」があるのである。

 フロントヘッドランプの周りがブラックアウトされていて、それが特徴的な目つきを構成している。これは最近頓に冒険をしなくなったBMWデザインの流れのなかにあって異彩を放っている。

 この目の周りのアイラインが市販化される際もそのままとなり、さらにはその後のBMWデザインに継続的に採用されるか否かは不明であるが、そうなりそうな予感がする。

 この「パンダ目」・・・私はあまり良い印象を持たなかった。少なくとも写真で見る限りは、徹夜明けのサラリーマンと知った風情に感じられてしまうのである。つい「お疲れ様・・・」と声をかけたくなってしまう。

 実車を見ると印象が変わる可能性はある。全体的な造形は、非常によくまとまっていると思うのであるが、顔つきにもっとも大きなインパクトを与える目つきが「パンダ目」になったことには少々不安感を覚えるデザインスタディモデルである。



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