2010/9/24

1655:妄想ゲーム  

 オーディオ雑誌を購入すると、必ず一つの「妄想ゲーム」をする。今わが家にある全てのオーディオ機器は無いものとする。さらに過去のオーディオ遍歴も無かったものとする。空っぽのリスニングルームのみがあったとする。その広さは現実的な8畳程度の広さである。この前提条件で、新たに購入したオーディオ雑誌に紹介されているオーディオ機器のみで、その空っぽのリスニングルームを埋めるとすると、どんな組み合わせになるか・・・そういうゲームである。

 今日は「AUDIO BASIC Vol.56」を購入した。季刊のオーディオ雑誌で比較的薄手である。早速真新しい雑誌をめくりながら「妄想ゲーム」を開始した。

 まずは、スピーカーである。特集記事は「一点豪華主義」であった。バランス良い組み合わせでなく、どこかに重点的に価格を配分する組み合わせが紹介されいる。

 オーディオ評論家の三浦孝仁氏は、スピーカーに一点豪華主義を持ってきた。まっとうな選択である。そのなかで候補に挙がっているスピーカーは、B&W 804、ライドー Ayra C2、マジコ V2の三つである。

 ここは、当然Ayra C2で決まりである。その姿形は流麗そのもの。昨年のインターナショナル・オーディオ・ショウで唯一良い印象を持ったスピーカーでもある。

 次はアンプであろう。新製品の紹介記事には、フランスのオーディオメーカーであるアトールの高級プリメインアンプIN400が載っていた。一風変わったデザインである。フランスのエスプリであろうか・・・少々下膨れデザインが好みとはずれる。

 ページをめくっていくと、ドイツのOCTAVEのプリメインアンプV40SEが紹介されていた。少々無骨なデザインであるが、性能は良さそうである。さらに先にページを進めると、スイスのGOLDMUNDのエントリーライン Metisシリーズのプリアンプとパワーアンプの紹介記事を見つけた。Ayra C2の白いウーファーと合いそうな色合いである。しかし、この組み合わせだとかなり寒色系の音色になるかも・・・

 「紹介記事だけでなく、広告でもいいことにしよう・・・」と勝手にルールを変更して改めて見直してみると、ATCのCA2とP1というプリアンプとパワーアンプがエレクトリの広告に出ていた。「これなんか良いかも・・・音はまったく聴いたことはないが・・・フォノイコ内臓だし・・・」とかなりいい加減・・・「デザインもまずまずではないか・・・これにしよ・・・」

 あとはアナログプレーヤーとカートリッジが揃えば万全の体制である。アナログプレーヤは新製品紹介欄にプロジェクト RPM10.1Evolutionが見つかった。「ほかに載ってないから、これにしよ・・・」残念ながら積極的な選択ではない。

 カートリッジは、ほとんど広告も紹介記事も載っていない。唯一載っていたのが、DENON DL-A100である。DENONの100周年記念モデルである。「これしかないななら、選択の余地無し・・・」

 ということでラインナップは完成した。スピーカーまでは良かったが、アンプ、レコードプレーヤー、カートリッジと進むにしたがって、テンションはだら下がりとなってしまった。それでも、この「妄想ゲーム」はひと時の悦楽タイムを提供してくれた。

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