2010/5/21

1529:電気式湯たんぽ  

 真空管のアンプに電源を入れると独特の匂いがする。Coreさんがお使いのような最新式の真空管式アンプの場合どうかは分からないが、QUADのように古いアンプの場合には、その匂いがしっかりとする。

 それはなんと形容したらいいのか分からないが、独特の懐かしさを感じさせる。小学生の頃、実家にはオーディオがあった。オーディオといっても四本の足のついたアンサンブル・ステレオである。

 スピーカー、レコードプレーヤー、レシーバーが一体型となっている。家具調で扉を全て閉めるとサイドボードのように見える。なんとも奥ゆかしい造形である。たしかビクター製であったと記憶している。

 その電源スイッチを入れると同じような匂いがした。まだトランジスターが普及する前の製品であったのであろう。真空管が使われていた。電源を入れると真空管がオレンジ色に灯る。その色合いがフロントパネルから透けて見える。その淡いオレンジ色の色合いと真空管が熱せられる過程で出る独特の匂いとが妙に脳裏に焼きついているようである。

 今でもそういった製品があるのか分からないが、子供のころ電気式の湯たんぽがあった。寒い冬、布団のなかで使うもので、電源を入れると暖かく発熱する。ちょうど足を乗せられるような形をしていて、ダイヤル式の温度調整機能がついていた。

 この電気式湯たんぽも同じような匂いがした。このなかには真空管は入っていないはずであるが発熱させる仕組みが真空管と似ていたのであろうか。

 電源を入れるとオレンジ色のパイロット・ランプがついた。布団をすっかりかぶった状態で電源を入れるとそのオレンジ色が真っ暗なささやかな空間の中にすっと灯った。それは暗い小さな部屋で細いロウソクをともしたような、どことなく神秘的な雰囲気があった。

 その淡いオレンジ色は心和ませる色合いに満たされていた。小さな子供の頃というのは、狭い空間に入り込むのが好きなものである。押入れであったり、ダンボールであったり、コタツの中であったりするのであるが、電気式湯たんぽでほのかな灯りがともされた布団の中もその一つであった。その中は真空管アンプに電源を入れた時のような懐かしい匂いに満たされていたのである。

2010/5/20

1528:エース  

 ダンボール箱が届いた。送り主は横浜のクラシックガーデンである。箱の中身はQUAD22である。1ケ月前くらいから1階で使っていたQUAD22の左チャンネルから微かではあるがノイズが漏れ出るようになってきた。

 電源を入れたばかりのときは平気であるが、15分ほどしてくると左チャンネルからだけ漏れ出るのである。ボリューム位置には関係なく一定の音量である。そのノイズは微かなものであるので、致命的なものではないのであるが、やはり気になる。

 そこでクラシックガーデンで診てもらうことになった。「配線の取り回しの具合が悪かったようです・・・どうにか直りました」と連絡を受けたのが2,3日前であった。そして今日そのQUAD22が戻ってきたのである。

 本来のエースが故障で戦列を離れていた間リリーフとして活躍していたのが予備のQUAD22である。このリリーフ、エースとはずいぶん性格が違う。

 リリーフのQUAD22はストレートが勝負球である。スピードガンは優に140キロを超え150キロに達するほどである。ボールの伸びもある。

 欠点は微妙なコントロール能力に欠けることである。変化球でストライクが取れる時は良いのであるが、ボールが先行してしまうと、ピッチングが単調となってしまい打ち込まれる危険性がでる。

 一方エースのQUAD22は、ボールの速さでは1歩劣るところがある。しかし、コントロールが良いことと、変化球の切れが良く、その球種も豊富である。打者の打ち気を逆手に取り、上手くかわすこともできる。

 この両者、中を見てみるとずいぶんと違う。もちろん回路は同じであるが、使われている部品が違うのである。製造されてから50年以上が経過しているので、オーバーホールは数回行われているはず。その際に交換された部品が両者で違うのである。

 そうして年数を経過していくうちに、徐々にこの両者はその性格を異にしていった。完全なオリジナルの状態に戻すことは現実的には難しいので、性格の異なったQUAD22を適材適所で活用することが重要になってくる。

 1階のCHATSWORTHには、やはりエースの方がバッテリーを組むうえでは上手くいくようである。すっと落ちながら切れていくスライダーはやはりこのQUAD22でないと出ない。

2010/5/19

1527:がらくた  

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 イギリス人は押しなべてアンティーク好きである。日本人の場合アンティークな物が好きな方は比較的少数かもしれない。

 骨董品には当然実用的な価値はない。しかし、眺めているだけで何かしら心満たされる何かがあるのである。

 私は特に骨董品が好きというわけではない。北欧家具のアンティークショップに行って家具を見たり買ったりするのは好きである。そういった店にはかならず小物・雑貨コーナーがある。そういったところで無意味に心惹かれるものに出会うときがある。

 それが高価なものであれば、あきらめるのであるが、数千円程度であればついつい購入してしまう。上の写真のものはかっては「はかり」であった。今でも重さを量る機能は保っているが、そういった実用的な道具としては使っていない。

 わが家の1階の「ピアノ練習室兼オーディオルーム兼応接間」の片隅にアンティーク小物として飾られている。その姿を見たときとても優雅に感じた。

 本来は機能的な造形であるはずであるが、とても美的で心和ませるセンスに溢れている。その時代におけるインダストリアル・デザインの優秀さをしっかりと感じさせてくれる。1950年代に製造されてものと思われる。

 わが家にはその時代に作られたQUADのアンプがシステムの中枢を占めている。そのデザインにも共通する優雅さが感じられる。

 実用的な要素をとても優雅な造形のなかにまとめているのである。現代のシャープなデザインとはそのテイストを異にする手作り感を、まだその身のうちに宿している。

 見ようによっては単なる「がらくた」でしかないのであるが、手のひらで包み込むようなやさしい視点で眺めるとそこにはなんとも言えない魅力が溢れているのである。

2010/5/18

1526:SWEET TUESDAY  

 一週間のなかにおける火曜日の存在感というものはどんなものであろうか?月曜日ほど憂鬱ではない。もちろん金曜日ほどうきうきしない。水曜日や木曜日ほどエンジン回転が上がってギアがしっかり入った感じもしない。

 とても影が薄い存在なのである。理髪店が休みなのが火曜日というくらいの印象しかない。しかし、私にとって火曜日は大切な存在である。正確に言うと先週より大切な存在に昇格した。それ以前はやはり影の薄い存在であった。

 火曜日は昭和の森ゴルフスクールがある曜日である。時間は7時から8時半までの1時間半。生徒は7名。レッスンプロが順番に生徒を見て回る。

 どこにでもあるゴルフスクールであるが、私にとって唯一にして大きな違いは「大塚寧々」が同じクラスに参加していることである。当然といえば当然である。「大塚寧々」の紹介を受けてこのスクールに参加したのであるから。

 今日は夏日であった。夜になっても気温は高いままであったので、1時間半のレッスンの後には汗があごから滴り落ちた。

 先日鈴木プロから勧められた「一軸スウィング」を今日も試してみた。鈴木プロからはテイクバックで左腰をスライドさせずに我慢することとダウンで右ひじは右脇に付けたままにして暴れさせないこと、の二つを注意された。その点に注意しながらスウィングすると方向性の暴れが少なくなったような気がする。

 レッスンが終わった後は先週同様、「大塚寧々」とその友人二名の方と一緒に少しばかり談笑・・・アクエリアスを飲みながら30分ほど過ごした。

 「大塚寧々」は顔を上気させ汗を拭いていた。頬が湯上りのように良い色合いに染まっている。いつものようにやさしげな笑顔である。

 「今日は足の具合はもういいのですね・・・」「ようやく直りました。3日間は結構辛かったです・・・○○さんもなかなか当たりが良くなったんじゃないですか・・・」
「これがラウンドでも出れば良いのですが、芝の上だと上手くいかないです。」「それはみんな同じです。近いうちにラウンドしませんか・・・」「行きましょう・・・平日でも大丈夫ですか?」「早めに日程が決まっていれば大丈夫です・・・」

 今月下旬か来月上旬には一緒にラウンドに行くことになりそうである。ここは一発良いところを見せたいところである。さらに練習に励もう・・・ 

2010/5/17

1525:いちじく  

 「スコアメイクに一番必要な要素は、再現性の高さです・・・」「Taoさんが飛びよりも安定性に重点を置くのであれば、いちじくスウィングを試されててはいかがですか?」

 昭和の森ゴルフスクールの鈴木プロは先日そう言われた。「いちじくスウィング」音だけで聞くと良く分からなかった。「なんだか浣腸みたいな名前のスウィングだな・・・」というのが第一印象であった。

 そういえば、昔子供のころ浣腸されたことが数回あった。お腹が痛いか何かで緊急措置としての浣腸であったはずである。最近は子供にそういった措置をとることはほとんどないのかもしれないが、数十年前には一般的であったようである。

 お尻の穴にイチジク浣腸を差し込んで液を注入。たしか3分以上待ってから排泄しなければいけなかったはず。この3分という時間が結構なんとも言えない時間であった。「もう無理・・・もう無理・・・」とつぶやきながらの3分であった。

 「いちじくスウィング」の「いちじく」は「いちじく浣腸」の「いちじく」ではない。それは「一軸」なのである。

 通常ゴルフスウィングの教科書には、「トップでは右股関節に体重を乗せ、これをインパクトにかけて左股関節に移動していく」と書いてある。この体重移動がパワーを生みボールを遠くへ飛ばすエネルギー源になるのである。

 しかし、体重移動をすることによりスウィングが複雑になり再現可能性が低くなる。つまりミスショットが出やすくなるのである。

 そこで、最初から左股関節に軸をおいて極力体重移動を少なくしてスウィングするのが「一軸スウィング」である。

 いくつかのポイントがあるが、アドレス時に左足体重で構える。テイクバックでは右腰を後ろへ引くことにより行い、トップでも右股関節に体重移動しない。ダウンスウィングは腕と右腰を連携させ右腰を押し込むことにより行う。

 今日は、その鈴木プロが推奨する「一軸スウィング」を試してみた。練習場で100球ほど打ってみた。最初のうちは慣れないが、徐々にコツをつかんできた。なかなか良い感じである。方向性の安定度が上がったような気がする。しかし、今までとはかなり違った動きであるので、ぎこちない。

 方向性の安定度が高まるのであれば、これは続けるべきであろう・・・低迷気味のゴルフ再建の鍵になるような気がするのである。

2010/5/16

1524:殿ヶ谷庭園  

 5月は、3月ほどではないが会計事務所にとってはちょっとした繁忙期である。3月決算の法人の申告書の提出期限が5月末だからである。

 法人は決算月が選べる。1月から12月まで何月でもいいのである。しかし、やはり3月決算が一番数が多い。日本人の場合やはり3月というのは区切りがいいのであろう。1月1日から12月31日までの暦年での区切りよりも4月1日から3月31日までの年度での区切りの方が日本人の生活にはしっくりくるようである。

 ということで、3月決算法人の業務がたまっていたため、昨日と今日の午前中は事務所で仕事であった。午後からは、昨日はオーディオ・イベントに参加し、今日は家族と一緒に殿ヶ谷庭園に行った。

 殿ヶ谷庭園は、国分寺駅から近い場所にある回廊式の日本庭園である。普通に歩いてしまえば、10分程度で一回りしてしまうほどの規模である。

 それほど広くはないのであるが、アップダウンがあり場所により見える景色や雰囲気ががらりと変わる。ところどころにいろんな見所があり、結構飽きない。

 また、ベンチが各所に設置されていて、ゆっくりと時間をすごすことができる。ここにくるとタイムトンネルを抜けてきたかのように、現代のせかせかした生活からすっかり抜け出すことができる。

 ちょうど今は藤棚が綺麗であった。巨大な藤棚ではないのであるが、とても上品で華麗にまとまっている。その藤棚の下のベンチにしばらく座っていると本当に時間を忘れさせてくれる。

 なんだかぬるめの露天風呂に入っているような癒し効果がある。そう思っていると、下の子供が「今日は温泉に行きたい・・・」と言い出した。そこで帰りがけに日帰り温泉に寄った。

 殿ヶ谷庭園の藤棚で時間を忘れ、日帰り温泉の露天風呂でまったりした。ダブルでの癒し効果のおかげで、心身ともにリフレッシュしたようである。

2010/5/15

1523:水菜  

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 近未来的な造形である。スピーカーであるが、いづれのスピーカーもどことなくロボット的である。B&W、WILSON AUDIO、VIVID AUDIOの著名なスピーカーが並んでいるが、何かしらSF的な景色に見えてしまう。

 今日はpontaさんのお誘いにのって、DYNAMIC AUDIO 5555の4階で行われたオーディオ・イベントに参加した。本日のテーマは「NEW 802」である。B&Wの802が最近新しいモデルとなった。といわれても、すぐ後ろにある旧型と比べてもよくよく見比べないと違いが分からない。遠めにはほとんど同じに見えるのである。それだけ完成度が高いということかもしれない。

 このスピーカーを駆動するシステムは、CDプレーヤーはLUXMANの一体型、プリアンプとパワーアンプはGOLDMUNDである。 

 「pontaさんは今お使いのFOCALのスピーカーの買い替えを検討されているのかもしれない。その候補のひとつがB&Wの802なのであろう・・・」と思いつつ、久々のオーディオ・イベントに足を運んだ。

 まずは旧型の802から・・・その音は頑健である。実にしっかりいしていて磐石。ちょっとやそっとではびくともしない。スピーカーの重量に比例するかのような磐石感がその音からは感じられる。

 旧型で数曲聴いてから、新型に変更。見た目的にはほぼ同じなので、旧型のオーナーの方もほとんど気にならないはず。ではその音は、当然ではあるがやはり違う。より音が立っている。しゃきしゃきしている。まるで「水菜」である。音がキラキラとしていて表面がつるっと光っている。

 新型はエージングが完了していないので単純な比較は意味がないかもしれないが、「どっしり」と「しゃきしゃき」というのが新旧比較で得た感想であった。

 新旧比較が一段落したら、その後は4種類の実験が行われた。「バイワイヤリングのスピーカーターミナルの高音側に接続するのか低音側に接続するのかどっちや実験」「ジャンバーケーブをノードスト製に換えるとどうなるのか実験」「ダイヤモンド・トゥイーターのカバーをはずすとどうなの実験」「デュフェーザー新旧比較実験」の四つである。

 どれも思った以上に差が出た。好みの方向に調整する手法は多岐に渡るようである。基本性能が凄く高いので少しばかりの差が音に大きく影響するようである。

 日頃50年も前に造られたスピーカーを目の当たりにして暮らしている私にとって、こういった近未来的な造形は、目に新鮮である。そして耳にも新鮮であった。

2010/5/14

1522:四つの輪  

 昨日はあきる野市にある「ひらの」の蕎麦のさわやかな味わいに触発されて「すっきり系」に調整されたQUAD22の四つの輪であったが、今日はその音を聴きながら、ずいぶん上品な音に思えた。

 しばらく聴き進むうちに「もう少し濃い目の味わいが好みかも・・・」という気がしてきた。この四つの輪での音のバランスは、京料理のような味わいである。素材の持つ自然な旨みを上手に引き出すかのような音なのである。

 しかし、個人的な味わいに関する好みからすると、もう少し塩か醤油が効いていたほうがいいのかも・・・上品さ加減は減じるかもしれないが、舌への刺激がもう少し欲しいのである。

 私は生まれも育ちも京都である。大学から東京に出てきて、そのままこちらで就職、結局京都には帰らず、東京に生活の拠を構えた。ただし、代々京都に住んでいたわけではない。そういう意味では生粋の京都人ではない。

 両親は九州の人間である。父親は福岡、母親は大分の人間である。父親の会社の都合で京都に暮らすようになったのである。なので家庭の味は九州風の濃いめであった。現在のように外食することが日常的ではなかったので、その家庭の味が私の味覚の根幹を形成しているはずである。しっかりとした味わいで素朴な感じの料理が好きなようである。

 京料理は見た目が美しい。味わいも繊細で上品である。それは素晴らしい世界なのである。しかしたまに食するには良いのであるが、日常の味としてはやや淡白に感じてしまう。

 そこで、結局QUAD22の四つの輪はもとのセッティングに戻すことになった。BASSは「-2」から「+2」へと大きく舵を切った。さらにFILTERの減衰スロープは「12.5」から「7」へその表示が変更され、より緩やかなカーブを描くこととなった。

 TREBLEはほぼ変わらず、ほんの気持ちだけプラス側へまわされた。この四つの輪にすると、塩と醤油が微妙に足され濃い目の味わいに変わった。多少みりんも加わったかのような風合いである。

 「これって九州の味わいであろうか・・・母親は大分の出身であるから、大分の味わいであろうか・・・」と思いながら、アルビノーニのオーボエ協奏曲を聴いていた。

2010/5/13

1521:すっきり系  

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 あきる野市には美味しい蕎麦屋が幾つかある。そのなかの一つが「ひらの」である。蕎麦屋の建物は和風のものが圧倒的に多いが、ここはスウェーデンハウスの平屋建て。店内もすっきりとした北欧風で清潔感が漂う。

 今日は掻き揚げの付いたもり蕎麦を注文した。蕎麦は細めでこしがしっかりある。色合いは淡い色合いでさわやかである。舌触りや喉越しも見た目どおりのさわやかさ。この季節にちょうど合っている。

 巨大な掻き揚げは桜海老やにんじん、かぼちゃなどの野菜がたっぷり入っている。これだけでも結構おなか一杯になる。これだけ大きいとダイレクトに口に持っていくわけには行かず、お箸で切り崩しながら食べる。

 お昼時には駐車場が一杯で入れない時も多い。今日は少しばかり時間が遅かったので、ゆったりとできた。クリーミーで濃いめのそば湯を飲んで、遅めの昼食は終了した。今日の天気のようなさわやかな味わいであった。

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 QUAD22には円が五つある。一番左の大きな円はボリュームである。これは、電源スイッチも兼ねている。

 その隣はBASS・・・低音の調整に使う。その横はTREBLE・・・こちらは高音の調整。そして右側二つは高音の減衰の調整を行う。FILTERと命名されている。二つのうち右側で減衰を始める周波数を選び、左側で減衰させるカーブの強さを選ぶ仕組みである。

 ボリューム以外のこの四つの円は、音に対する影響力がとても大きい。今日は昼に食べた「ひらの」の蕎麦の影響か「さわやか系」に調整したくなった。

 BASSは「-2」、TREBLEは「+1.2」。FILTERは右は「10K」に設定して、左は「12.5」と多少減衰カーブを強めの設定にした。

 すると、さわやかで喉越しすっきりな音になる。蕎麦の風味を思わせる音の香りがする。飽きのこない風合いがうれしい。もっと味わい濃くする場合にはまた別の設定がある。「こってり系」である。しかし、40台も後半にさしかかった私には「こってり系」は多少胃にもたれるようになってきた。しばらくは「すっきり系」でいってみようか、という気になった。

2010/5/12

1520:大塚寧々  

 大塚寧々は1968年生まれであるから今年で42歳。独特の雰囲気のある女優である。実は私の妻の妹が、大塚寧々と同じ小学校で同級生であった。その義理の妹の話では、小学生の頃からひときわ輝く存在感があったようである。

 もう今は放映されていないかもしれないが、P&G「ボールド」のCMに大塚寧々が出演していた。このときの大塚寧々はどんぴしゃな感じで、その魅力を遺憾なく発散していた。

 大人の女性であり、主婦であり、母親である・・・そういったいろんな側面が見事にぎゅっと詰め込まれた魅力的な映像に仕上がっていたのである。

 「つらそうですが、怪我でもされたのですか?」優しい声の響きである。その声の主は、大塚寧々にどことなく雰囲気が似ているCoreさんの奥さんである。

 昨日は昭和の森ゴルフ練習場でのゴルフスクールであった。その前日に行われたテニスの試合のため、日常生活にも支障が出るほどの筋肉痛に見舞われていた。

 それを押してゴルフスクールに参加したのは、当然Coreさんの奥さんが参加しているからである。しかし、まともにゴルフのスウィングができなかった。ボールは散々な方向に飛び散り、「やはり今日はやめておくべきだった・・・」と少々後悔モードに入っていたのである。

 スクールが終わって帰り際、Coreさんの奥さんが声をかけてくれた。「いや〜昨日テニスの試合をしたのですが、年甲斐もなく張り切ってしまって、靴下を履くのも辛いぐらいの筋肉痛なんです・・・」と返答した。

 「あ・・・そうだったんですか。かなり苦労されていましたものね・・・お友達と一緒に冷たいものを飲むのですが、ご一緒しますか?」

 「ぜひ・・・お友達のお二人もお上手ですね・・・かなり熱心にゴルフをされているようですね。スウィングの形がとてもきれいです。」

 昭和の森ゴルフ練習場には綺麗な休憩場があり、テーブルがいくつか置かれている。そこでアイスコーヒーを飲みながら、Coreさんの奥さんとその友人二人と少しばかりゴルフ談義をした。

 二人のゴルフ仲間を紹介された。年の頃はCoreさんの奥さんと同じに見受けられた。40代半ばといったところか。Yさんは、結構アスリート体型、子供の頃バレーを本格的にやっていたようである。上背があまりなかったので高校2年で止めた、と言われていた。

 もう一人のSさんは、小太りの体型でよくしゃべる。機関銃から乾いた音を立てて銃弾が飛び出すかのように、テンポ良く言葉が発射される。ストレスがあっても、しゃべりまくって解消してしまうタイプである。

 結局ゴルフスクールが終わってから1時間近くしゃべっていた。私はどちらかというと聞き役に回っていたのであるが、時折Coreさんの奥さんと目が合い、そのふんわりとした優しげな笑顔に癒しをもらった。

 「来週には筋肉痛も治ってますから、もう少しましなスウィングができると思います。一度皆さんとラウンドしたいですね・・・」と言って昨晩は散会となった。



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