2010/3/20

1467:小型トランス  

 我が家では昇圧トランスを使用している。QUAD22、QUADUはともにイギリス仕様であるので240Vに昇圧して給電しているからである。

 最初はビンテージ・ショップでおまけで付けてくれた小型の昇圧トランスを使用していた。これは秋葉原で5,6千円で売っているものである。

 しかし、最近この昇圧トランスを容量の大きなよりしっかりしたものに変えた。容量は10倍となり、大きさも重さもぐっと上がった。音はというと、やはりしっかり感が出てきた。ぎりぎりのところでがんばっていますといった息切れ感が減退したのである。

 ただし、アンプは昇圧トランスから給電しているが、送り出し機器についてはアナログもデジタルも壁コンセントから直接給電している。特に電源コンディショナーやアイソレーション・トランスを活用してはいなかった。

 オーディオアクセサリーにおいて、そういった電源コンディショナーやアイソレーション・トランスは重要な存在である。雑誌でも取り上げられる機会が多い。

 さらにOFF会などでも見かけることが多い。私も活用しようかとは考えていたのであるが、価格がそれなりにするうえ、大きさも普通のオーディオ機器並のものが多い。ものによっては普通のオーディオ機器よりも大きな製品もある。そういった点が引っかかっていまひとつ導入する気になれなかった。

 しかし、少し前マルガリータさんのお宅で小型のトランスを介してCDプレーヤーに電源を供給した場合、壁コンセントから直接給電するよりも、音に鮮度感というか、きりっとした表情が加味されるのを確認したことが契機となり、導入することに決めた。

 壁コンセントから100Vを入力し、100Vを出力するトランスである。容量は150Wである。前段機器にのみ使うので容量は少なめですむ。なので大きさも小さい。1台18,000円なのでオーディオ用のアクセサリーとして売られている電源コンディショナーやアイソレーション・トランスと比べると相当に安価である。

 発注してから3週間ほど経過してようやくそのトランスが我が家に届いた。1階用と2階用の2台到着したので早速それぞれの部屋の送り出し機器に活用してみた。

 きっとトランスにもエージングというものがあるはずなので、すぐには効果が出ないかもしれないと思っていたが、一聴してだけでその変化は分かる。

 マルガリータさんのお宅での変化と同様、音の密度感が上がるとともに音場の展開も自然な透明感がより感じられる。この価格でこの効果なら十二分におつりがくる印象である。サイズも小型であるのでラックの裏側に潜ませておけばその存在に気づくこともない。

 やはり壁コンセントから直接だと様々なノイズ成分が混じっているのであろう。それをトランスを介することによりきれいにしたうえで機器に送り出してやると、機器もその本領を発揮するようである。



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