2010/3/9

1456:天ざるそば  

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 今日は季節はずれのみぞれが降った。夜になってからは本格的な雪になり、また真冬に逆戻りした感じの一日であった。

 午前中は青梅市の歯科医院の先生のところに確定申告書のサインをもらいに行ってきた。その歯科医院は吉野梅郷の近くにある。ちょうどこの時期は梅の見ごろであり、吉野梅郷の中にある梅の公園には多くの人が訪れる。

 普通であれば梅の公園付近の吉野街道は平日でも梅見物の車で渋滞するのであるが、さすがにこの天気では優雅に梅見物をする人はいない。道はがらがらであった。

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 昼には吉野梅郷にある「並木」でそばを食べた。ここは農家の庭先にあった蔵を改装したそば屋である。その蔵らしい独特の造りを店舗として上手く活用している。

 私はどちらかというとうどん派である。しかし、そばも食べる。そばも好きなのであるが、そばはどうしても高尚な感じがするのである。

 もともとはそばは鄙びた食べ物であったはずであるが、いつの間にか格式ばった存在になってしまったのである。食べ方も結構うるさい。

 まず最初はそばつゆにつけずに一口食べる、わさびはつゆにとかずにそばに直接つけて食べる。がばっとつかまずに一口で食べきれる分量をつかむ。残ったつゆはそば湯で薄めて飲み干す。結構マナーにうるさいのである。

 その点うどんは結構ラフである。より庶民的というか、身近である。店の構えもそば屋に比べて、趣向を凝らしていないことが多い。特に「武蔵野うどん」と呼ばれる北多摩エリアに数多く存在する地粉を使ったうどん屋の場合、鄙びた店構えが多いのである。

 そばを食べるときには「ざる」で食べる。できればてんぷらを付けたい。いわゆる「天ざるそば」である。そばは冷たい、てんぷらは暖かい。この寒暖の差が妙にしっくりくるのである。

 今日もそれを食べたのであるが、ここの蕎麦はやはりおいしい。おいしいのであるが今日の天気では、やはり暖かいものにすべきであったと途中で後悔した。



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