2010/3/8

1455:小さな「つ」  

 「っ」は促音と呼ばれる。これは慣れてしまえばなんということはないのであるが、小学生の頃文章を書く際に書き忘れることが多かった。

 「つ」はもともとその造形がシンプルである。一筆書きで書けるうえ、形そのものに主張するところがあまりない。とても控えめである。より複雑な「あ」「ぬ」「わ」などと比べるとそのシンプルさが際だつ。

 もともと控えめな「つ」が小さくなって「っ」となるのであるから、その見た目的な存在感はとても小さい。それ故か、作文などでよく「っ」が抜けてしまうのである。「っ」抜けである。

 「〜であった」というところが「〜であた」となり、「きっと来る」となるところが「きと来る」となってしまっていたのである。注意力散漫な小学生だったのである。

 「っ」は見た目的にはきわめて存在感が薄いが、実際読む段になるとその存在はいやがうえでも際だってくる。その小さな「っ」がないと全く様にならないのである。

 促音の役目をなぜ「っ」が受け持つようになったのであろうか?確かに適任のような気がするのではあるが・・・

 「っ」の後には比較的「た」「と」が続くパターンが多い。「た」も「と」も「た行」である。「つ」も「た行」であるから、性格が近い「つ」に促音の役目を担わせたのであろうか・・・そして促音なのでそれ自体は音がないため、小さくされ「っ」となったのかもしれない。

 それ自体は音がない・・・あるいは音があったとしてもごくかすかに耳にとらえられる程度でしかない。しかし、それがあるかないかで天と地ほどの差が出てしまう。

 「根っこを食べた」が「猫を食べた」になり、「訴えますか?」は「歌えますか?」に変化してしまうのである。

 今日、メールチェックをしていたら「っ」が自然とでた。正確には出たわけではないが、「っ」となって口がとんがったのである。少しばかり以外で驚いた時に出る癖である。

 メールの送り主はPaoさんであった。「Coreさんのところに行く予定が入っているのなら俺も行く・・・」と打電されていたのである。

 Coreさんとは今週末に会う予定である。実際にお会いするのは初めてとなる。ブログの記事や、頂いたメールの文面などをみるとかなり繊細で几帳面そうな性格の方という気がしている。

 対してPaoさんは豪傑である。細かなことには拘泥することなく我が道を行くといったタイプ。しかも歯に衣着せぬ物言いを身上としている。

 先日も我が家のCHATSWORTHを聴いて「あそこに毛の生え始めた中学生ががんばって歌っているような音だ・・・」とのたまったのである。

 「どうも気が進まない・・・」この二人と私でOFF会、しかもCoreさんのお宅で・・・なんだか嫌な予感がするのである。



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