2010/3/3

1450:ワルシャワの幻想  

 Coreさんが運営されているブログ「AcousticCore」は週に1回ぐらいの頻度で更新される。オーディオに関する記事は稀で、どちらかというと70年代のプログレッシブロックのレコードの話題が多い。

 昨日ちょうど10日ぶりぐらいに記事が更新された。そのお題は「デビッド・ボウイ」であった。「おっと、いきなりメジャーな話題・・・」と少しばかり意外に思った。

 Coreさんが取り上げてきたアーティストが、ヴァンダー・グラフ・ジェネレーターやゴング、さらにはワイアーなど、相当に隙間なアーティストばかりであったので、今回デビッド・ボウイという比較的メジャーなアーティストに関する記事であったのが意外であったのである。

 「デビッド・ボウイの数多いアルバムの中での最高傑作をあげろと言われたならヒーローズかロウのいずれかのアルバムを選択するであろう。様々な変化を続けてきたデビッド・ボウイの一つの頂点がここにある。これ以降のアルバムは残念ながら坂道を転がり落ちるばかりで、この時期に放たれた光彩を取り戻すことは二度となかった。」

 「LOW」「HEROS」はともに1977年に相前後して発表されたアルバムである。ブライアン・イーノと組んでドイツのベルリンで製作された。そのせいかデビッド・ボウイとしては前衛的で重厚な感じを受けるアルバムである。私も中学生のころ聴いた覚えがあるが、A面は好きであったが、重々しいB面はあまり好きになれなかった。

 「いずれもA面とB面でその趣が相当変わり、B面はいずれも重く沈鬱なインスツルメンタル曲で構成されている。 特に「LOW」B面1曲目の「ワルシャワの幻想」は、ジャーマン・ロックの影響を受けていて、ポップ・スターとしてのデビッド・ボウイというよりはアーティストとしての彼の深い側面をうかがい知ることができる。」

 そうか、この2枚のアルバムのB面はアーティストとしてのデビッド・ボウイの側面をうかがい知れる貴重な楽曲がおさめられていたのか・・・なかなかCoreさんは「通」である。

 いうなれば「秋刀魚の内臓」ということであろうか・・・ついつい口当たりが良くないこれらのアルバムのB面は避けがちであるが、本当に秋刀魚を好きな方は内臓をも食するように、相当な「通」はこれらの重く前衛的な楽曲からも旨味を感じ取ることができるようである。
 
 更新は疎らであるが、興味深い記事の多い「AcousticCore」を運営されているCoreさんのお宅を訪問する日程が決まった。今月の14日にお邪魔することとなったのである。確定申告完了前であるが、例年その時期にはほぼ完了しているはずであるので何とかなるのであろう。

 Ayra C2で聴くプログレッシブロックも興味深いが、聴かせていただくLPがどんなアーティストのものなのかも興味深いところである。



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