2010/1/3

1390:NEW Audi A8  

 Audi A8は、Mercedes-BenzのSクラス、BMWの7シリーズと比べて日本ではまったくぱっとしない販売実績しか残していない。ドイツ本国ではライバルに対してかなり善戦しているのであるが、日本ではおおきく水をあけられている。

 そんなAudiのA8がドイツ本国でフルモデルチェンジされた。新型は、おなじみのシングルフレームグリルをさらに強調するようなフロントマスクとなっている。シングルフレームグリルは正直好きではないが、代を経てきて全体の造形との溶け込み具合が熟成してきた感がある。

 全体はきわめて伸びやかなラインで構成されている。サイドのキャラクターラインは高めの位置にくっきりと描かれ、シャキッとした筋肉質イメージを与える。クーペのようななだらかでスポーティーなルーフラインはA8の伸びやかさを声高に主張している。

 フロントヘッドライトはR8にも使われたフルLEDヘッドランプを採用している。このフロントヘッドライトはかなり個性的。リアのコンビランプは、先にデビューしたA4の流れをくむ意匠になっている。

 ボディの寸法は、全長×全幅×全高=5137×1949×1460mm。先代に比べ82mm長く、54mm幅広く10mm高くなっている。日本の道路状況ではやや取り回しに苦労するかもしれない。

 インテリアは相変わらず精度が高い。どのような細部も一切手を抜かない緻密な造形がなされている。BMWはあまり目に付かない細部はがさつなところがあるが、Audiはインテリアに関する力の入れようが半端ではない。

 トランスミッションは、2段増えて8段になり、駆動方式はAudiの代名詞でもあるクワトロシステム。道路状況が悪くても矢のような直進安定性を見せる。

 早く実車を見てみたいAudi A8である。写真でしか見ていないのであるが、全体の伸びやかな造形とインテリアの精度の高さは素晴らしい。唯一気になるのがフロントヘッドライトである。かなり思い切った造形がなされている。フルLEDで、無機質的な構成。かなりやりすぎな感があるのであるが・・・



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