2009/8/23

1258:グラナイト  

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 オラクルのデルフィは最新型になってからベース部分がブラックになった。ブラックの方が精悍で落ち着いた質感が感じられる。

 そのベース部分の素材は一般的にはブラックアクリルなのであるが、fairbrookさんのデルフィは特別仕様のものであった。素材がグラナイトなのである。ブラックアクリルよりも重くしっかりしたグラナイトであるということは、当然音にも影響があるはず。

 トーンアームはGraham 1.5t。こちも精密で緊張感のある造形である。正確な音がしそうである。カートリッジはベンツ・マイクロ GLIDER-SL。スケルトン構造のスポーティーないでたち。

 CDで数曲聴かせていただいてそのバランスの良さと音の伸びやかさに感心しきりであったが、その後アナログの音が流れてくると「より力強い・・・特に低域のグリップ感が20%ほどアップした印象である・・・」と心の中で思った。

 デルフィはまだ導入されたばかりのはずであるが、充分にその素晴らしさが醸し出されている。スピードがありグリップ力も相当な高レベル、ダールジールのプリアンプに内蔵されているフォノイコライザーの質感もこの音に多大なる貢献をしているはず。

 特に印象の良かった低域のグリップ感は、ベース素材のグラナイトの効果であろうか?ブラックアクリルの音の質感がどうなのかは不明であるが、この特別仕様のためにかかるコストが思ったほどでないことを考えるとこの選択は正解であったという気がする。

 fairbrookさんは、ここ数年オーディオに多大なる投資を続けてこられた。それとともにセッティングを含めて様々な調整を重ねてこられた。その甲斐あって破綻のない高レベルのオーディオライフの構築に成功されたようである。それはグラナイトのように磐石でしっかり感にあふれている。

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