2009/6/5

1177:NEW TS4  

 AudiのメインラインナップはA4、A6、A8。数字が大きくなるほどに車体も大きくなる。そして、それぞれのモデルのスポーツモデルは別の商品名が与えられる。S4、S6、S8となる。こちらのスポーツモデルはエンジン、サスペンション、ハンドリングなどよりスポーティーでアグレッシブな仕様となる。

 今度のS4は凄そうである。素のA4も本命の2.OTFSIがでてやっと「真打」登場。この2.0TFSIはバランスがとれて素晴らしい出来であるが、突き抜け感では当然NEW S4の敵ではない。

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 PSDのメインラインナップはT4、T3、T2である。こちらは数字が小さくなるほど躯体が大きくなる。全てのラインナップは試乗済みである。特にT3はセカンドカーとして2年ほど所有した。

 昨日一番小さなモデルであるT4のスポーツモデルであるTS4に試乗させてもらった。TS4はノーマルモデルであるT4と見た目的にはそれほど変わらない。しかし、その乗り味は全く別ものといっていいほどの激的な進化具合であった。

 上級モデルであるT2やT3と比べてもこのTS4ははるかに優れた資質を有した車である。まずなんといっても全体のバランス感が非常に上質である。人間の感覚の細やかな単位とTS4の運転感覚の単位が見事に一致するのである。

 そして、爆裂的なパワーを秘めたエンジンなのにガツンと硬い衝撃がない。あくまで自然でどこまでも軽やかに吹き上がる。

 PSDの車は時としてその高性能ゆえにややクールな印象があったが、TS4にはそのクールさがない。しっかりと体温があるのである。そしてその体温は36.7℃である。人が音楽を演奏している際の体温がそのまま表出している。

 なので、一体感がある。「人馬一体」である。T4とTS4はちょうどAudiのA4とS4との関係に似ている。見た目的には大きな差はないのであるが、その味わい感の深みには越えられない大きな隔たりがある。

 個人的な好みから独断的な判断をさせていただくと、TS4はT4だけでなくT3、T2よりもはるかに高いポジションに位置している。



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