2009/5/27

1168:下から上  

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 女性がうつぶせにベッドに横たわっている姿を横から眺めると、肩から腰にかけてなだらかにラインが下降していく。そして、腰を最下点としてお尻に向かって多少急な坂を上り、丸い丘陵地帯を過ぎると膝の裏側に向かって滑っていく。ふくらはぎでほんの少しのアップダウンを経過して、車止めのようになっているかかとで止まる。

 このラインを右手の人差し指と中指の2本の指で触れるともなく密やかに流していく。その際普通は上から下に向かう。つまり肩から始まってかかとで終わる。

 しかし、考えてみれば上から下に流れることは必然的ではなく、逆にかかとから始めって肩で止まってもいいはずである。

 性的な快感はもしかしたら、下から上に流れた方が得られる可能性もある。特にお尻の丘陵地帯から腰の最下点まで一気に滑り降りるさいにはぞくぞくするような快感を女性は感じるかもしれない。

 一般的なオーディオのセッティングでは、オーディオ機器はラックに納められる。ラック否定派の方の場合、ラックは使わずに床にオーディオボードを置きその上にオーディオ機器を並べる手法をとられる。私はラック肯定派なのでラックにオーディオ機器を並べる。

 ラックに並べるさい、たとえばCDプレーヤー、プリアンプ、パワーアンプといった3点構成であれば、3段ラックの最上段には普通CDプレーヤーを持ってくる。CDの出しれやCDプレーヤーの操作が楽だからである。

 そして中段にはプリアンプを置く。ボリュームやセレクタースイッチの操作を考えてのことである。最下段は電源スイッチ以外さわることのないパワーアンプの定位置となることが多い。

 しかし、我が家の1階のリスニングルームでは、下からCDプレーヤー、プリアンプ、パワーアンプの順に並んでいる。音楽信号も下から上への流れとなっているのである。

 これは、実際のところやむを得ない事情によるものである。パワーアンプは真空管式であるので相当な熱を発する。クワドラスパイアのラックのポールの高さは標準の19cmしかない。するとすぐ上の棚板がもの凄く暑くなるのである。火災の危険性も感じさせるほどであるので、最上段にもってきている。

 ポールを長いものに換えるといいのであるが、全て換えるとなると結構な金額となる。最初は違和感があったこの「下から上」セッティングも見練れてくるとそう変ではない。CDプレーヤの操作は全てリモコンでやるので、実際上思ったほど不都合でもない。

 ということで、このセッティングのままにしている。そういえばカイザーサウンドでは「下から上」セッティングを推奨していたような気がする。カイザーサウンドは方向性をもの凄く重視するようで、そこが推奨しているなら、良いことなのかもしれない。

 「下から上」の方向性が女性にもオーディオにも良い方向性なのか否かは、今後の研究課題として、積極的に取り組みたいと思っている今日この頃である。



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