2009/5/12

1153:天啓  

 昨日は1階のリスニングルームのセッティングを大幅に変更した。そして、その結果1階のリスニングルーム史上(わずかに3年程度の歴史ではあるが)一番自分好みの音が出始めたのである。

 あくまで自分好みの音ということであって、客観的・冷静な分析の結果における「良好な音」ということではない。2階のESLがコンサートホールやや後方から聴く雰囲気だとすれば、セッティング変更後の1階のリスニングルームは、コンサートホールやや前方から聴く雰囲気というところであろうか。

 かぶりつきのポジションではない。7〜12列目ぐらいであろうか?やや音源に近い。すると2階は15〜20列目ぐらいのような気がする。

 昨日のセッティング変更で喜んだのは、けっして私だけではない。妻も喜んだのである。もちろんオーディオの音が夫好みの音になったから喜んだのではない。そんなことは妻にとっては取るに足らないことというか、全く関心外のことだからである。

 何故妻が喜んだか?それはピアノの位置が壁の中央に戻ったからである。従来のセッティングの時にはリスニングポイントから見て右手にあった妻のアップライトピアノは壁の端に寄せられたのであった。

 この件に関しては実は一悶着あったのである。この部屋はオーディオ兼ピアノ練習室としてリフォームの了承を妻からやっと得たのであった。しかし、蓋を開けてみるとオーディオばかりが幅をきかせて、ピアノが隅っこに追いやられている。「これでは話が違う・・・」と問い詰められることしばしばであった。

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 ピアノは壁の中央に戻された。しかし、写真のとおりリスニングポイントのすぐ真後ろにピアノが位置している。これはオーディオ的にまずいのでは・・・頭の後ろ数十センチ後方にピアノがあれば、その響きが盛大に音を濁すのでは、と危惧された。

 しかし、それは杞憂であった。音に悪い影響はあまりなさそうなのである。その原理のほどは分からないが、ほとんど真後ろにピアノがあることが気にならない。

 セッティング変更の結果、聴こえてくる音は自分好みの方向へ大きくシフトした。一悶着あった「ピアノ問題」もとりあえず解決の方向へ向かった。大柄なアンプは我が家をあとにすることが決定した。リスニングポイントからは窓を通して庭木の緑が目に入る。昨日のふとしたイメージのひらめきを「天啓」と呼びたくなる気分である。



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