2009/4/23

1133:音の照り  

 「PHILIPSのレコードはあたりはずれがなく、比較的良好な録音のものが多い」とレコードコレクターでオーディオマニアの方がおっしゃられていた。

 「あたりはずれがない」というのは嬉しい限りである。中古レコード屋さんで中古レコードを買ってきても、手元に残るのは半分以下である。半分以上はまたまた中古レコード屋さんに戻されるのである。

 なので、レコードはそれほど枚数が増えない。CDも同様である。買ったCDの半分近くが中古店に売られていく。買ったソフトは全て手元に置いて消して手放さないという方もいらっしゃると思うが、私の場合聴く可能性のほとんどないものは手元においておきたくない。

 整理整頓好きのせいであろうか?部屋も片付いていないと落ち着かないが、CDラックやレコード棚もスッキリしていないと嫌なのである。確実にもう聴かないと思うレコードやCDはすばやく片付けてしまいたいのである。

 なのでコレクションはそれほど増えない。時には時間の経過とともに枚数が減ることすらある。定期的に新しいものを購入しないと、徐々に抹消対象が増えてきてしまうのである。

 そんななか、PHILIPSのレコードは健闘している。手元に残る比率が比較的高いのである。他のメジャーレーベルに比べ明らかに高い。一番その比率が低いのがDGである。

 ここ数日よく聴くレコードはVivaldi・The Four Seasons・ARTHUR GROMIAUX(PHILIPS 9500 613)。1979年の録音である。デジタル録音が始まる直前、アナログ録音の完熟期の録音で、PHILIPSらしい艶やかな音質である。鮮明でありながら艶のある弦楽器の質感はやはり耳に心地よい。

 このレコードはやはりLINN LP-12で聴きたい。その艶やかさがさらに活きる。照り焼きの艶やかな照りを思わせる音のきらめき感である。この音の照りは、TANNOYのMONITOR GOLDによりさらに輝きを増すようだ。



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