2009/4/11

1121:壮麗な味噌汁  

 TANNOY AUTOGRAPHは壮麗である。間近で見るとその壮麗さ加減は嫌がうえでも増してくる。改めてこんなに大きなスピーカーだったのかと認識した。その壮麗なAUTOGRAPHを駆動するのは、マッキントシュのC20とMC60のペア。

 TANNOY AUTOGRAPHが新たにリビングに据えられたとの情報を得て、hiroさんの御宅を訪問した。そしてその壮麗な姿を目の当たりにすると、思わず感嘆の声が漏れる。何かしら手を合わせて拝みたくなるのは私だけであろうか・・・その間近で拍手を打つと良い響きがしそうな気がしてしまう。

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 マッキントシュのC20はモダンな意匠である。洗練されていて都会的な印象を受ける。どこかしらニューヨークの摩天楼を思わせる。鉄とガラス、コンクリートといった硬質な質感の美しさをたたえている。

 MC60は有名なMC240やMC275よりも一世代前のパワーアンプである。そのデザインはより素朴な質感であるが、質実剛健な逞しさを感じさせる。

 まずはREVOXのCDプレーヤーを送り出しとしてCDを聴かせていただいた。ショパンのピアノ曲であったが、間近でこれだけ大きなスピーカーが鳴っているとは思わせない自然な質感である。

 さすがに低弦の重層な響きは豊かである。ズ〜ンと沈む。マッキントシュのアンプの力強さが活きている。AUTOGRAPHは姿形も壮麗であるが音も壮麗である。ホールトーンが豊かに展開され、自然に音楽に身を委ねられる懐の深さを感じさせてくれる。

 ハナマルキの「おかあさ〜ん!!」のCMを思い出させてくれる懐の深さである。その豊かな響きは味噌汁の滋味溢れる深い味わいに通じるものがある。

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 続いてアナログ。送り出しはガラード401である。しっかりしたキャビネットに納められたダブルアーム仕様である。

 その音の質感はCDと比べて、より広がり感が感じられる。音の湿度感も向上。肌合いがしっとりする。味噌を溶く前にしっかりダシがとってある、そのため味噌の味わいが有機的な拡がりをみせてくれているようである。

 しばらくAUTOGRAPHを聴かせていただいた後、ALTECラインへ移った。このALTECライン、一つのシステムの完成度としては、TANNOYラインを超えるような完成度の高さを見せてくれた。そして、そこにはTANNOYとは全く違った音世界が展開された。その様子は明日にでも・・・・



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