2009/3/27

1106:かきあげ丼  

 高幡不動尊の右手に沿って少し裏通り的な道を歩くと、「田むら」は瀟洒な住宅地の一角に静かにたたずんでいる。看板には、「鰻・天麩羅・田むら」とある。店構えも店内も落ち着いた雰囲気である。

 浅田次郎氏がここの「かきあげ丼」を絶賛されていたのを雑誌で読んでから、数回来ている。高幡不動尊の側には顧問先が1件あるので年に数回訪問する。昼時に訪問した際には必ず「田むら」に寄るのである。

 ここはうなぎも絶品であるが、今日は「かきあげ丼」を注文した。かきあげの色合いはこんがりきつね色である。見るからに香ばしい色合いである。そのかきあげは、丼からはみ出すようなボリュームがある。

 その色合いとボリューム感は、食べる前から幸せな気分にしてくれる。かかっているタレも甘みのある濃い目の味わい。ご飯にその香ばしい味がしみわたり、程よい具合に仕上げられている。

 素材をカラッと揚げてその持ち味を活かした江戸前のかきあげは結構病み付きになる。しかし、このボリューム、女性には少しばかり辛いかも。相当な満腹感が得られることは間違いない。

 このかきあげ丼の色は、思わずQUAD ESLを連想させる。「カリ」ではなく「サク」としたかきあげ丼の口当たりも、ESLの音の触感を思わせる。今晩は帰ったら1階ではなく2階のESLを聴こうと思った。モーツァルトのピアノ協奏曲12番K.414でもCDプレーヤーのトレイに乗せよう。



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