2009/3/20

1099:ブログタイトル  

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 ハンコックさんのブログのタイトルは、結構変わる。最初は「Wilsonを鳴らそう、独り言」だったはず。その後「オーディオと音楽の狭間で」「ORACLEが泣いている」となり、今は「アナログを鳴らそう」である。

 「アナログを鳴らそう」という現在のタイトルからも窺えるように、アナログが現在ハンコックさんのメインソースになりつつあるようである。そんなハンコックさんの近況を確認すべく、今日はハンコック邸を訪れた。hadesさんとハンコックさん、そして私の3名でのOFF会である。

 そのシステム全景は上の写真のとおりである。スピーカーはWILSON AUDIO。アナログはORACLEのターンテーブルにSMEのトーンアーム、PHASETECHのカートリッジにPRIMAREのフォノイコライザーである。

 そしてCDプレーヤーはMARK LEVINSON。プリメインアンプはSOUND DESIGN。そしてどう見てもパワーアンプにしか見えない巨体はPSオーディオの電源コンディショナー。

 まずはCDから聴かせていただいた。MARK LEVINSON No.390SLはかっこいい。文句なしにかっこいいのである。最近出たNo.512よりも私の目にははるかにかっこよく見える。なんといってもそのトレイの精緻な質感には惚れ惚れする。

 その音は、明晰で澱みないスムースさである。その音からは「合理的で理知的、瞬発力があるアスリート系」といった印象を受ける。どちらかというと中高域よりのバランスで、クールでスピーディーな音の疾駆といったイメージである。

 そして、コーヒーブレークの後今日のメインテーマであるアナログへと移った。しかし、それにしても0RACLE DELPHI MKWは素晴らしいデザインである。ベース部はブラックアクリルでとても精悍にして優雅である。

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 ジャズのLPを最初にかけてくれたのであったが、その音を聴いて微笑んでしまった。思わず「ぜんぜんこっちに方が良いですね、全く勝負になりません・・・」と口にしてしまった。

 音楽の下支えがしっかりとしていて、音楽が上滑りしない。音の質感が有機的で暖かみがある。ボディー感とでも表現するのであろうか、楽器の実体感がしっかりあり、音楽の躍動感が素晴らしい。一言で言って「音楽が楽しい」のである。

 ステージが二つほど違うような感じである。しかし、差がありすぎである。CDはもっと良くなるはずである。最後にhadesさんの提案により、No.390SLの給電をPSオーディオからでなく、壁コンセントからの直接給電に変更してみた。

 押さえつけられていた重しがとれたような印象を受けた。ろ過が繰り返され雑味とともに旨味も漉されていたのであろうか。音がばらつく感はあるが、こちらの方が自然である。

 ハンコックさんのお宅ではやはりアナログが素晴らしかった。ブログのタイトルをもじってその印象をまとめると、「アナログは鳴っていた」「ORACLEは泣いていなかった」「オーディオと音楽の狭間で、音楽寄りに鳴っていた」「WILSONは鳴っていた。そして独り言を言っていた・・・アナログで鳴らしてくれ、と」といった感じであった。



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