2009/3/14

1093:フォノイコライザー  

 我が家には二つのフォノイコライザーがある。ひとつはLINN LINTO。これは当然LINN LP-12とペアを組んでいる。もう一つはROKSAN Caspian Phono。こちらはXERXES 20とのペア。

 どちらもイギリスのメーカーの製品であるが、それぞれのメーカーの主張があって楽しい。昨日購入したStereroSound誌を今日読んでいたら、その二つのフォノイコライザーの試聴記事が載っていた。

 10万円から30万円までの価格帯のフォノイコライザー7機種の試聴記事であったが、自分が使っている製品が二つ入っていたので興味深く読んだ。

 Caspian Phonoは、「サウンドの持ち味は俊敏な反応の良さや、明るく透明で輝きのいい鮮やかな音色」と評されている。

 一方LINTOは「タイプとしては透明度や解像力の高さなどを際立たせるのでなく、木質の暖かさやウェットで柔軟な質感や、あるいは陰影に富んだ音場の再現などで、じっくりと惹きつけるもの」との評価である。

 組み合わせるカートリッジやターンテーブルによりその表情も変わるはずであるが、それぞれのフォノイコライザーの素の傾向としては、確かにそういった方向性の違いはあるようである。

 しかし、電源ケーブルを付属のものから別のものに換えると結構音の傾向が変わったりするので物事は単純ではない。

 同じ記事のなかにベンツ・マクロPP1/T9も紹介されていた。結構高く評価されていた。「本機は緊張感を伴いながらも鋭さではなく濃密な艶と粘りを湛え、甘美な擦れ音をキメ細かく漂わせる」その評価を読んでいると、「これって結構良いかも・・・」とついつい思ってしまう。見た目も独特の精緻な感じがする。

 ベンツ・マイクロのカートリッジは好きである。1階のリスニングルームのカートリッジは二つともベンツ・マイクロである。RUBY 3とREFERENCE 3である。カートリッジと同じメーカーのフォノイコライザーであれば当然相性は良いはずである。

 実は中古でもう一つベンツ・マイクロのカートリッジを入手した。オリジナルのRUBYである。我が家にはターンテーブルが三つある。もう一つはTHORENS TD-124である。それにRUBYを装着し、PP1/T9に繋ぐという選択肢も結構魅力的に思えてくる。



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