2009/3/8

1087:TANNOYワールド  

 我が家のオーディオ事情は昨年後半からかなり風向きが変わった。しかし、これは急にそうなったわけではなく、伏線はもっと以前からあったのである。特にTANNOYの古いスピーカーとの出会いが何度か繰り返されるうちに、少しづつ風向きが変わった。

 2年ほど前にGRFの部屋さんのお宅でTANNOY GRFと出会ったのがまず最初の一撃であった。こんなにも古いスピーカーから何故あのような瑞々しい音が紡ぎ出されるのか不思議であった。

 そして、続いて安西さんのお宅でモニターシルバーが入ったさらに古い時代のTANNOY GRFに出会い、その地味溢れる響きに心地よく酔った。

 さらにはYさんのAMERICA TANNOY GRFのややカラッとした拘泥感のないすっきりとした味わいにも感心したし、五辻さんのRectangular GRFの厳しく研ぎ澄まされた視線を感じさせるような音に驚いたりした。

 チュ−バホーンさんのお宅のランカスターは、帆を満杯に張って進む船の舳先に立つような、爽やかな勢いを感じさせてくれた。hiroさんのお宅で聴いたチャトワースは軽いバンビの足取りでステップを踏んで、進むべき方向はこっちだと示してくれているようであった。

 これらの古いTANNOYはどれも魅力的に感じられたのである。それは私がほぼクラシックオンリーのリスナーであることも関係しているのであろう。クラシック音楽で使われる楽器の多くは木の響きで音を増幅する。そういった特性とTANNOYの古いスピーカーの特性とが上手く一致するのであろうか?

 昨日もTANNOY GRFを心ゆくまで楽しんだのであるが、OLD TANNOYにはますます心惹かれるものを感じたのであった。

 確定申告業務が一段落したら、またメインルームにチャトワースでも持ち込んでみようと思っている。一気に寄り切られるかもしれないが、TANNOYワールドに浸ってみたい。



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