2009/3/7

1086:一寒一温  

 ZYXのカートリッジ、SME シリーズX、ROKASAN XERXES10、マランツ7、マランツ2そしてTANNOY GRF・・・構成機器は変わらない。しかし、出てくる音の印象はかなり違う。従前はもっと幽玄というか、多少霞たなびく感じがあったのであるが、今日は音の直進性やぬけが素晴らしく良いのである。

 低域の量感も相当程度アップしているように感じられる。それは一種の迫力すら感じさせる程である。一言で言うと「リニアリティの高い音」である。この音の直進性の良さはどこからもたらされたものあろうか?

クリックすると元のサイズで表示します

 今日は安西さんのお宅を訪問した。Akimitsuさんと最寄り駅の改札で待ち合わせ、お宅に向かったのであるが、今日は昨日と違い晴天で穏やかな春を思わせる天気である。それにしても、一日ごとに天候が変わる今日この頃である。「三寒四温」というけれど最近は「一寒一温」とでも言いたくなる。

 安西さんのお宅にはもう何度かお邪魔している。モニターシルバーの入ったTANNOY GRFをステレオで聴くことができるのは日本でここだけのはず。その貴重なスピーカーをマランツの7と2のペアで鳴らされている。「ビンテージオーディオの王道中の王道」と呼びたくなる機器構成である。

 そして、その音の印象が今日は従前とかなり変わっていた。その原因は、マランツ7をとある信頼できる方によって改良してもらったことにあった。コンデンサーや抵抗を本来使われていたであろう部品に交換されたとのことであった。

 それにより、SN比や音の抜けが向上し、音のエネルギー感がぐんとアップしたのである。本来のマランツ7というのは、こういう音であったのか・・・多少意表を衝かれた感じである。

 夕方になって用事のためAkimitsuさんは帰られたが、仕事を終えたNaruさんが入れ替わりにいらっしゃった。Naruさんも音の印象の変わり具合に多少驚かれた様子であった。もちろん良い方向への変化なので、感心されていた。

 マランツ7は量産が本格化するにしたがって、設計者が当初設計したとおりの部品はコストの関係で使われなくなったようである。それを設計者が当初予定していた部品に換えると、相当なクオリティアップがもたらされるようである。ビンテージオーディオの奥深さを改めて実感する一日となった。 



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ