2009/2/18

1069:BMW116i  

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 BMW1シリーズのデザインは、正直に言うとあまり好きではない。とても若々しい躍動感にみなぎった造形で統一されているのであるが、私のような年齢の目から見ると、落ち着き感がないという印象を受けるのである。

 目つきは結構パッチリ系。多少驚いたような表情に見えなくもない。できればもう少し伏し目がちな方が好みではある。サイドにはかなり個性的なキャラクターラインがはしり、面の構成を有機的にしている。

 BMW735iは1年ごとの法定点検に出した。早いものでまる4年が経過し、走行距離も7万キロを超えた。細かなマイナートラブルはあったが、今のところ大きなトラブルはなくこの分であれば10万キロ突破も可能なような気がしている。

 点検整備の間の代車としてBMW116iをお借りしたのである。まず乗り込んでの第一印象は、着座位置が想像よりも低いということ。そしてステアリングを握って、その重さに少なからず驚いた。

 もちろんこれは確信犯的な味付けである。重くシャープな味付けは、スポーティーさを前面に出したいBMWの意図を如実に表している。

 走ってみて、足回りはそこそこ固くしっかり感がある。しかし、ガチガチといった硬さではなく、しなやかさも供えていてよくしつけられている。多少ゆすられ感はあるが不快感はそれほどでもない。

 リアの居住性やトランクの積載能力は、同じセグメントを代表するVW GOLFに比べると明らかにおちる。そういった実用性に関してはある程度の割り切りを感じさせるパッケージングである。

 実用面ではなく、スポーティーな味わいの爽快感で勝負したいという主張がとてもはっきりしているモデルである

 インテリアは一世代前のBMWの面影を残している。センターコンソールはドライバー側に向けられているし、メーターやスイッチも一世代前の造形である。これはこれでなかなか統一感があって良いのではと思える。しかし、AUDIやVWのクオリティと比べると相当差をつけられているようである。

 今日一日このBMW116iに乗ったが、乗りなれてくると重めのステアリングフィールが頼もしく感じられる。スポーティーな乗り味や、パワーはないがスムーズに噴け上がるエンジンなど、この車に乗っていると自分が少しばかり若くなったような気にさせてくれるのである。「自分もまだまだ老け込むような年ではない・・・」という気にさせてくれる車である。

2009/2/17

1068:二つの設置方法  

 チャトワースは当初内振りをつけない形で設置されていた。レキュタングラーと呼ばれる長方形のキャビネット形状であるので、この設置方法が最適と思ったのである。

 しかし、一度1階の石井式リスニングルームに持ち込んだとき、色んなセッティングを試してみた。そのなかで最も印象が良かったのが、コーナーセッティングであった。

 両方のコーナーに設置し、背面の壁に対して45度の角度をつけるのである。チャトワースには他のモデルと同様、コーナー設置用のキャビネットもあるのであるが、レキュタングラー形状のキャビネットであっても、コーナー設置が有効であることが確認できた。

 そこで、本来のポジションであるリビングの戻った際、設置場所をコーナーに移したのである。背面の壁にたいして45度の角度をつけている。このセッティングだと、落ち着いた響きがでるような印象を受ける。

 2階のQUAD ESLは水平配置である。内振りをつけない水平配置で、部屋のほぼ中央付近に置かれている。スピーカーの後方には前面に広がる空間とほぼ同じ広さの空間が控えている。

 ESLは後方にも音が出ているので、後方の壁から離したほうが良い結果が出るようなのである。しかし、この設置方法は短所もある。ESLは高さは低いのであるが横幅はそれなりにある。部屋の中央付近に水平設置されていると、ぶつかるのである。

 なので、聴く前にずれていないかチェックする必要がある。たいてい少しばかりずれているのである。さらに、妻が掃除機をかけると、その後は盛大にずれていたりするのである。

 ESLは置いている部屋が寝室であるのでそれも仕方がないこと。早朝にトイレに行こうとスピーカーの横をすり抜けようとすると、寝ぼけ眼であるので少しばかりあたったりする。倒れるほどにぶつかることはないのであるが、若干擦るのである。ESLは軽いので当然ずれる。

 それでも、この中央配置セッティングはESLにとっては一番条件が良いようで変える気は今のところないのである。

2009/2/16

1067:ケニア  

 オーディオの趣味の副産物は結構ある。OFF会で先輩オーディオマニアのお宅にお伺いしたさいに、かなりの確率で美味しいコーヒーが出される。コーヒーに関して相当マニアックなこだわりを持っていらっしゃる方が多いのである。

 そして、コーヒーほどではないが、玄関先にロードバイクが佇んでいることを目にすることも多かったのである。

 OFF会で目にすることが多かったためか、コーヒーとロードバイクにも興味を持つようになった。いずれも深くかかわるには至っていないが、少しばかり手を出しているのである。

 コーヒーは自宅近くのコーヒー店で自家焙煎の豆を買う。今までに様々な豆を買ったが、最近は「ケニア」を購入することが多くなった。やや深煎りで、コクと苦味がある。酸味はそれほど強くないようである。

 この「ケニア」、なんとなく好みの味なのである。コーヒーのいれ方はそれほどこだわったものではない。購入した焙煎済みの豆を手動式のセラミック・ミルで挽き、HARIOのV60でコーヒーをいれる。

 蒸らしは30秒程度、あとはハリオのステンレス製のドリップケトルからゆっくりと細く、ちょろちょろをお湯を注ぐ。大きくうず状にまわすことはなく小さな範囲に注ぐ、かといって「一点固定注ぎ」でもない。

 特にこだわったところはなく、使っている道具もごく一般的なもの。コーヒーも「これなら十分じゃない・・・」といった程度で極めるといったレベルではもちろんない。

 この「ケニア」、香りも結構すぐれもの。コーヒーの香りには抗癌効果があると何かで読んだことがあるが、それもうなずれる。気持ちが落ち着くのである。

 香りと味、そしてコーヒーをいれる行為そのものにも、何かしら癒し効果があるような気がするのである。「ケニア」を飲みながら、そしてその香りを味わいながら、THORENS TD-124でレコードを楽しむ。その一時は、とても滑らかに感じられる。

2009/2/15

1066・CHOC-O-LAIT  

 義理チョコは毎年数個貰う。その中に面白いものがあった。「CHOC-O-LAIT」という商品名で、ホットミルクに溶かして「飲む」のである。

 棒の先にチョコレートが付いていて、ホットミルクにつけて1,2分かき混ぜるのである。すると棒の先についていたチョコレートはすっかり溶けてしまうのである。するとホットチョコレートの出来上がりである。

 なかなかアイディア商品とも思ったがよくよく考えてみると、「これって普通の板チョコをホットミルクに入れてかき混ぜても同じようなものができるのでは・・・」と思いついた。

 そして、ホットミルクにこの「CHOC-O-LAIT」を溶かしたものと普通の板チョコを溶かしたものを飲み比べてみた。「あんまり変わらない・・・」「それほどのアイディア商品でもないか・・・」といった印象を持ったのである・

 第一印象は、「おっと、これは・・・」と思ってみても、時間がたってみると「意外とそうでもないか・・・」と思いなおすようになることは日常生活でもよくあるものである。

 もちろん、オーディオ機器でもある。それは、オーディオ機器そのものであることもあるし、ケーブルなどのアクセサリーのときもあるし、セッティングなどの時もある。

 アクセサリーやセッティングを少し変えると、当然音も変わる。何かが変わると、「おっと・・・」と新鮮に感じるのである。しかし、変わったの確かではあるが、時間がたってくると耳馴染みに違和感が生じたりするのである。

 するとそれらは却下されて過ぎ去っていく。一定以上の時間が経過すると、そういった取捨選択が繰り返されて、徐々にではあるが自分の耳に合った音になってくるようである。それにはどうやら数年といった長い時間の経過が必要なようである。

 「まあ、棒が付いているので溶かしやすいことは確かである。しかも、普通のチョコレートよりも濃厚な味わいになっているようである・・・」その「CHOC-O-LAIT」を眺めながら、取り留めないことを考えてしまった。

2009/2/14

1065:ポカポカ陽気  

 昨日の朝の天気予報では、今日の朝は雨が降りしかも強い南風が吹くとの予想であった。しかし、実際には雨は既に止んでおり、風もそよそよしか吹いていなかった。そして、とても2月とは思えないほどに暖かい朝であった。

 今日は今年2回目のゴルフである。顧問先の会社の社長2人と3人でまわった。場所は東京バーディクラブ。昨日の天気予報と大違いの晴天、しかも4月なみのポカポカ陽気、2月のゴルフとしてはこれ以上ないという好条件である。

 しかし、これだけ恵まれた条件でのゴルフであったが残念ながら90を切ることはできなかった。今年は2回連続の90台。やはりアベレージでの90切りは難しそうである。

 まあ、昨年同様93前後のアベレージを維持するのがやっとといったところであろう。まあ、1年間で30回程度のラウンドで、90代前半のアベレージといったレベルが「楽しむゴルフ」としてちょうど良いのかもしれない。

 今日の天気同様、昨日は不安に感じていたことが、今日は解決した。「案ずるより産むが易し」であったのである。ゴルフから帰ってくるとREFERENCE3が戻ってきていた。

 数日前REFERENCE3が戻ってきたときには、レコードをかけると何故か歪みがでた。そして、全く同じ状況でカートリッジをRUBY3に付け替えると正常に音が出たのである。なので何らかの不具合がREFERENCE3にあると思ったのであるが、輸入代理店では異常が見つからなかったと戻されたのである。

 そして、そのREFERENCE3を慎重にトーンアームに取り付け、恐る恐る針を降ろす。「頼むよ・・・」という懇願にも似た気持ちで針がゆっくり落ちていくのを見つめた。そして音が出てほっと胸をなでおろしたのである。

 全く問題なく音が出た。前回の不具合の原因がまったく分からないのが不可解ではあるが、結果が良ければ全て良しである。これで、修理のために我が家を後にしたオーディオ機器は全て戻ってきた。

 なんだか、振り返ってみるとばたばたした数日であった。QUADのアンプの不具合やREFERENCE3の不具合、さらにTD-124のキャビネットが搬送途中で破損したりと、慌しく対応に追われたのであるが、これで一息つけそうである。

2009/2/13

1064:怪奇現象  

 ユキムから販売店に連絡があり、カートリッジをチェックしたが全く問題なく再生できたとのことであった。明日返送されてくる予定である。針圧が軽すぎたのでは、という指摘であった。

 LINN EKOSの針圧は適正針圧の1.8gを指している。そして、同じメーカーのRUBY3では全く問題なく再生できるのに、REFERENCE3では歪みがでた。そして、LP-12のみでなく、XERXES20に付け替えても、RUBY3では全く問題なく再生できたのに、REFERENCE3では歪みがでた。

 こうなってくると、どう考えてもREFERENCE3に何らかの不具合が生じているはずとの結論に達したのであるが、ユキムではなんら問題なく再生できたので、特に何の処置もされずに戻ってくるようである。

 どうもいまいち不安である。また前回と同じ結果の場合どう対処すればいいのであろうか?それとも、REFERENCE3のみに歪みが生じるのは、我が家だけで生じる怪奇現象なのであろうか。

 明日戻ってくるので、再検証してみるしかないようである。もし、何の問題もなく再生できればそれにこしたことはないのであるが・・・

 前回の様子では、本当に何にも手が加えられていないのであれば、同じ現象が生じるような気がしてならないのである。

 なんせ前回は約1時間以上、LP-12とXERXES20両方のターンテーブルを使ってRUBY3とのREFERENCE3を付け替えながらの検証をしてみたが、ことごとくREFERENCE3のみに不具合が100%の確率で生じたのである。

 THORENS TD-124のキャビネットのように、どうにか「禍転じて福となす」のパターンに持ち込めないであろうか?

 我が家でだけ歪みがでて、輸入代理店では出ないのであれば、カートリッジは買い換えるしか手はないかもしれない。そして、その原因は「怪奇現象」として闇に葬り去ってしまおう。

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 今現在LP-12にはXERXES20につけていたRUBY3が装着されている。そして全く問題なく美音を奏でている。明日REFERENCE3が戻ってきたら、このRUBY3と交換してみよう。問題が自然に解消されていることを願うばかりである。

2009/2/12

1063:軽み  

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 光工芸さんからキャビネットが戻ってきた。搬送の途中でアクリルカバーが破損し、キャビネットの左前面角も強い圧力でずれていたので、補修してもらったのである。

 そして、その補修が完了したキャビネットを一目見て、「禍転じて福となす」という諺を思い浮かべずにはいられなかった。綺麗に補修されたのは当然として、ニスを塗り直してくれたのか、高貴な輝きをキャビネット全体が放っているのである。

 その美しい姿には思わず頬が緩んだ。REFERENCE3の不具合などどこ吹く風といった心持である。手前に引き出したアクリルカバーは本来は上下を逆にしてキャビネット下部に格納できるのであるが、レコードに針を落として、またもとの通り上部に格納した。

 すると演奏中もレコードにほこりが付かないのである。そして見た目的にもこちらの方がいいのである。針の上げ下ろしは少し厄介であるが、見た目優先であれば演奏中も上部格納方式でいきたいところである。

 オーディオサミット オカヤマから補修期間中使って下さいと送られてきたキャビネットは今日返送された。仮に使っていたキャビネットはとてもコンパクトなもの。見た目の素朴な朴訥感が印象的であったが、音もその見た目と同様押し付けがましさのない素朴な質感であった。

 では、この補修されて輝きを増したキャビネットに換えての音の印象はというと、「高貴である・・・」との一言が自然に発せられるのである。かなり見た目に引っ張られる傾向のある私なので、信憑性は相当低いのであるが、このキャビネットで聴くTD-124は高貴である。

 どうしても、ASTREEのレコードを聴きたくなってしまう。HOPKINSON SMITHのリュートのレコードを繰り返し聴いたりしているのである。

 チャトワースの色合いともピッタリの色合いである。チャトワースを駆動するアンプはもちろんQUAD。しかし、22とUではない。33と303なのである。33と303のペアの持つ良い意味での「軽み」がこのキャビネットの高貴さと微妙にマッチするのである。

2009/2/11

1062:アメリカ・タンノイ  

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 TANNOY GRFである。本国仕様ではなく、アメリカ輸出用のキャビネットに納められているのはモニターレッドの15インチである。

 今日はYさんのお宅にお邪魔した。ishiiさん、Mさん、Mt.T2さんと私そして、Yさんの5名が一堂に会してのOFF会である。前半はジャズ、後半はクラシック、そして最後はウイグル料理のレストランというフルコースである。

 残念ながらウイグル料理は別件の用事が入っていて参加できなかったが、ビンテージ・オーディオの音を十二分に楽しむことができた。

 GRFの間には二つのクワドラスパイアのラックが並んでいる。向かって左のラックにはガラードのターンテーブル、マランツ7、LUXのチューナーがセットされ、向かって右のラックにはLINN LP-12、LINN IKEMI、WEのパワーアンプがセットされている。

 とてもまとまり良くスッキリした感じで好印象である。今日はガラード+DECCAのアームとカートリッジを中心に聴かせていただいた。DECCAのアームもカートリッジも聴くのははじめてである。

 その音は、スパッとでてくる。ためらいや逡巡のない爽快さがある。特に中音の美味しい帯域が充実しているので、エネルギーバランスに不自然さが全くない。

 ガラードは前回お邪魔したときとキャビネットが全う違うタイプのものになっていた。黒い重厚なキャビネットから軽量タイプでオープンタイプとでもいうのであろうか、とても風通しの良さそうなキャビネットである。

 「これで音が活き活きとするようなった・・・」とYさんはおっしゃられていたが、その言葉が納得できる音の質感である。「がちがちにリジッドな構造にすると、音は死んでしまう・・・」とおっしゃられていた言葉が印象的であった。

 日本のオーディオ製品はどちらかというと、大きいことや重いこと、さらに頑丈な構造であることが高級品の証のような傾向があるが、それは必ずしも正解ではないようである。

 約3時間ほどの「音楽会」であったが、耳にも心にも良い養分をたっぷりといただくことができた。できれば前回のOFF会の時と同様に、ウイグル料理で舌にも良い思いをさせたかったのであるが、それは次回の楽しみのとっておくことにしよう。

2009/2/10

1061:BMS  

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 戻ってきた・・・BENZ-MICROのREFERENCE3が戻ってきた。急に右チャンネルから音が出なくなったのであるが、修理が完了して今日戻ってきたのである。しかも写真のように綺麗に包装までしてある。

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 包装紙を開けると見慣れたパッケージが出てきた。このパッケージングはとても高感度が高い。その製品ごとのデーター表も付いている。そういった小技がにくいところである。まあ、私のようなど素人にとっては、そのデーター表はあまり意味がないのであるが、なんとなくその気にさせてくれるのである。

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 早速、EKOSに慎重に取り付けた。決してブライアーウッド部分以外は指が触れぬように極めて慎重に取り付けたのである。今度誤って断線させた場合には有償での補修となる。

 取り付けたところで、その様を眺めてみると、ブライアーウッドの明るめの茶色とLP-12本体のチェリーの色合いとが抜群の相性をみせる。心洗われるような色合いである。

 そして、おもむろにレコードに針を降ろしてみる。かけたのはCAROL KIDD 「When I Dream」。最初のギターを爪弾く音を聴いて、前のめりに倒れそうになった。

 盛大に歪んでいるのである。確かに両チャンネルから音が出ているが、聴くに堪えない歪みようである。針を上げ、レコード盤をチェックするが異常はない。カートリッジをしげしげと見てみるが異常はない。

 試しにXERXES20で同じレコードをかけてみるが全く正常に音が出る。もう一度LP-12でかけてみる。盛大に歪んだギターの音が出てきた。

 「これはどう考えてもカートリッジがおかしい。確かに両チャンネルから音は出るがこうも歪むのは明らかに異常である・・・・」

 ずっしと重い気持ちになった。「やはり悪い霊がとりついているのであろうか・・・」REFERENCE3は明日の宅配便でもう一度販売店に戻さざる得ないであろう。

 「しかし、修理したらリスニングチェックはしているはず・・・」代理店もそんなずさんなことはしないはずである。もしかしてカートリッジ以外の異常かも・・・と思い、XERXES20についているRUBY3をLP-12に移植して音だし・・・全く問題ない・・・素晴らしく美しいギターの前奏が奏でられた。

 やはりカートリッジである。また、明日は「旅立ちの朝」を迎えるようである。心の中で「柳に風・・・柳に風・・・柳に風」と3回繰り返した。

2009/2/9

1060:柳に風  

 ここのところ、様々なオーディオ機器が修理を要する状態となって我が家から旅立っていった。オーディオのバイオリズムが低下しているのか、何か悪い霊にでも憑かれているのであろうか?
 
 ベンツ・マイクロのカートリッジの右チャンネルから音が出なくなった。QUAD 22のLRバランスが極端に狂ってしまった。THORENS TD-124のキャビネットが破損した。などなど立て続けであった。

 やはり、何かしら運気が落ちているのかと思わせるような連続技である。しかし、何というか割と飄々としている。こういった事には「柳に風」的な対応が最も効率的かつ効果的である。

 オーディオ機器は機械である以上、故障は避けられないもの。特に最近ビンテージ製品が多くなっているので、故障は比較的頻繁に起こるはずである。それに一喜一憂しているわけにはいかない。おかしいと思ったら、頼れる専門家に送って直してもらうしかない。

 というわけで、次々に送り出したのであるが、それらがブーメランのように戻ってくることとなった。

 まず、ベンツ・マイクロのカートリッジはどうやら針の掃除のさいに誤って断線させてしまったようなのであるが、代理店のご好意で無料で戻ってくることとなった。ベンツマイクロのカートリッジは非常にデリケートなようで、取り付けや針掃除のさいには最新の注意を払う必要があるようだ。

 そして、QUAD 22に関しても本日連絡があり、「直ったので送ります」とのことであった。QUAD 22のLRバランスに関しては、「そのうち直るかな・・・」といった淡い期待を持ってしばらく放置していたが、ますますひどくなってしまった。やはり「おかしい・・・」と思ったら、我慢せずにすぐに医者へ行った方が賢明であった。

 後残るはTD-124のキャビネットだけである。光工芸さんからはまだ連絡がないが、きっとアクリルカバーの新調に時間がかかっているのであろう。アールの付いた造形であったので、型を作る必要がある。これはすぐにはできないはずである。

 補修が終わったキャビネットが我が家に到着したら、旅立ったオーディオ機器は全て戻ってくることになる。その後は、しばらくは落ち着いたオーディオライフが送れるのかもしれない。



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