2009/1/20

1040:A6マイナーチェンジ  

 Audi A6がマイナーチェンジされた。マイナーチェンジなので大きな変化はない。フロントフェイスにはLEDポジショニングライトが内蔵された。これは最近のAudiのアイデンティティーである。しかし、A4ほど際立ったものでなく、無難にまとめられている。

 サイドは、サイドミラーにターンランプが内蔵された。メルセデスベンツの先代のSクラスから始まったこのアイディアはすっかり定着したようで、Audiも賛同した。その他フロントバンパーのデザイン変更、そしてリアのコンビネーションランプのデザイン変更などが行われたが、全体的にA4に近い造形にリファインされた。

 Audi A6は日本ではとても地味というかあまり注目されることのないモデルである。同じセグメントのBMW 5シリーズやメルセデスベンツのEクラスに比べると販売実績もぱっとしない。

 しかし、本国ドイツではこのセグメントにおいてBMWやメルセデスベンツをしのぐほどの人気と販売実績を誇っているのである。日本でもAudiの認知度は上がってきているとはいえ、ライバルたちから比べるとまだまだのレベルであるようである。

 Audi A6は真横から見たときのラインがとても魅力的である。流麗なラインを描くのである。これは先代のA6から継承された美点である。先代のA6は斬新であった。このモデルから、本国ドイツでのAudiの躍進は始まったような気がするのである。先代A6の面の構成は滑らかである。そして、不思議な艶かしさも同時に醸し出していた。とくにリアの造形は今見ても新鮮である。

 今回のマイナーチェンジではベースモデルである直噴2.8リッターV6エンジンは出力と燃費を向上させてキャリーオーバーし、従来の3.2リッターV6と4.2リッターV8は、新開発したスーパーチャージャー付きの直噴3.0リッターV6 TFSIエンジンに集約された。つまりシンプルに2グレード構成となったわけである。

 先日、新型A4に試乗したときは、良くできた車であるが、なにかしら「軽さ」といったものを感じたのである。それは良い面での「軽さ」もあったのであるが、多少物足りないといった意味での「軽さ」も感じたのである。

 今度は、このマイナーチェンジされたA6も試乗してみたいものである。A4よりももっとしっとりとした滑らかさが感じられればいいのであるが・・・

 もしかしたらCMのコピーのように「一歩先をいく」車になっているのかもしれない。まあ日本では「一歩先」どころか常に5シリーズとEクラスの後塵ばかりを浴びていたA6であるが、販売実績は無理でも、車の内容には少しばかり期待が持てる。



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