2009/1/18

1038:レモ  

 「レモ」である。「ニモ」ではない。「ニモ」は南の海に住む「魚の子」である。「魚の子」といっても「ポニョ」ではない。「ニモ」である。ではなく「レモ」であった。

 「レモ」という響きはどことなくかわいい。その後に「ちゃん」を付けたくなる。といっても「レモ」はけっしてアニメのキャラクターではない。それは「レオ」である。「ジャングル大帝 レオ」は懐かしいな〜。毎週楽しみに観たものである。

 「レモ」はテレビには出てこない。そして私にとっては懐かしい存在でもない。ベテランのオーディオマニアの方にとっては懐かしい存在かもしれないが、私にとっては真新しい存在である。

 「レモ」は南の海に住んではいない。「レモ」はオルフィさんのお宅に潜んでいた。マークレビンソンLNP2Lに付属していたのである。それはとても細いスーナー製のケーブルの先端に付いていた。

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 DAコンバーターとプリアンプとの接続ケーブルをプラチナ製の自作ケーブルからこの「レモ」付き付属ケーブルに換えての聴き比べを、昨日オルフィさんのお宅で行ったのである。なかなか意義深い聴き比べとなった。

 プラチナ製自作ケーブルは、隅々まで光が届き、ピントが細部までピタッとあった感の音が醸し出される。これはオーディオ的には非常の高得点である。スリーポイントシュートがリングに触れずに「シュッポ!!」と決まったときのような爽快感がある。

 一方、「レモ」は細部に「にじみ」や「くすみ」が生じるのであるが、それが上手い具合に陰影感を作り出し、音楽的にまとまり感というか、良い味を出してくるのである。
 
 「プラチナ」の場合、オーディオ的な快感度は「レモ」よりも高い。しかし、長時間音楽に浸るには辛くなってくることもあるかもしれない。一方「レモ」は細部に気をとられることなく音楽に浸れるというか、じっくり落ち着いてその味わいを堪能できるのである。
 
 個人的な好みからすれば「レモ」を選びたい。しかし、「プラチナ」の快感度合いも捨てがたい。甲乙付けがたいというところであった。



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