2008/12/20

1009:神戸牛  

 少し前に顧問先の会社が主催したゴルフコンペの賞品で、「神戸牛」のステーキをもらったことがある。家で包装を開けてみると、見事な霜降りであった。家族の人数分4枚入っていたので、早速その晩皆で食した。

 ややレア気味に焼いたそのステーキは、まさに口の中で解けるようであった。霜降りの脂はくどくなくまろやかで、見て目的にも美しいと感じさせた。食事は舌で味わうだけでなく、目でも味わうということが良く分かる経験であった。

 Dolonさんのお宅で、dCSのデジタル機器を送り出しとして、ジェフ・ローランドのアンプで駆動されるAVALON Eidolonの音を聴きながら、何故かしら「神戸牛」のステーキのことを思い出していた。

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 Dolonさんのお宅を訪れるのは1年半ぶりぐらいであろうか・・・今日はハンコックさんとpontaさんとともにDolonさんのお宅を訪問した。

 前回と変わっているのは、サブウーファーがなくなっていること、送り出しがPCからdCSのトランスポートになっていること、そしてスピーカーのポジションとそれを支えるインシュレーターなどが変更されていた。

 Dolonさんの音に久々に接して強く感じることは、聴覚と視覚が密接に関連する音だということである。音楽を聴く時は目を閉じる癖のある私であるが、音楽を聴いていると閉じたまぶたの裏側に映像が鮮明に映し出されるように感じた。

 その映像は固定カメラの長撮りのものでなく、複数のカメラで魅力的で効果的なアングルで撮られた映像が曲の進行に合わせて編集されたもので、クローズアップも多用されている。

 ティンパニーが咆哮すればティンパニー奏者のダイナミックな動きが映し出され、木管楽器が滑らかなメロディを奏でれば木管楽器奏者の滑らかな指の動きがすっとスクリーンに入ってくる。

 そして、その映像は鮮明で演奏家の個性やその動きをしっかりと伝えてくれる。低域の支えのしっかりした音バランスは、その映像に安定感をもたらし、音の背景のクリアさは透明感溢れる色彩をもたらす。

 その映像は、けっしてデフォルメされることなく、スケール感や奥行き感が極めて優れたバランスで映し出されるので、ソファにゆったりと腰かけながら、音楽に浸ることができる。

 舌で味わうだけでなく目でも食した「神戸牛」の極上ステーキのように、今日はDolon邸で耳でもそしてまぶたの裏側の仮想スクリーンの映像でも、様々な音楽を楽しむことができた。

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