2008/8/10

877:握手  

 右手が多少赤く腫れている。握力も落ちているようだ。右腕の筋肉には乳酸の蓄積があり、力が入りづらい。けっしてゴルフの練習をしすぎたというわけではない。また昨日のラウンドの疲れでもない。音楽と強い握手をしたためである。

 今日はNaruさんのリスニングルームにお邪魔させていただいた。Akimitsuさんと連れ立っての訪問である。今日は最近になく穏やかな気候で、数日前の過酷な暑さは一旦はその姿を潜めたようであった。

 dcsのデジタル、LINN LP-12SEでのステレオのアナログ、ROKSAN TMS2でのモノラルのアナログという順序で音楽を聴かせていただいた。スピーカーはJBL M9500のマルチアンプ駆動、アンプはマークレビンソンを使われている。

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 それにしても、音楽に惹きこむ握力が強い。音楽とのコンタクトがとてもしっかりしている。握手をして、相手の目を正面から見るのが欧米流の挨拶であるが、握手したときの握力がとても強いと感じられた。こちらも負けじと握り返すので筋肉に疲労感が残るほどである。

 デジタルも素晴らしいのであるが、音楽とのコンタクト感ではやはりアナログのほうがガッチリとしている。どの曲も印象的であるが、ディープパープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の冒頭のギターリフなど、背筋がぞくぞくするぐらいかっこいい。LINN LP-12SEは、そのもてる力をしっかり出し切っているようであった。

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 さらにモノラルで聴かせていただいたビートルズのデビューアルバムからの「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」は、その躍動感が飛びぬけていた。体がいやがうえでも動き出す。ビートルズのライブバンドとしてのレベルの高さがひしひしと感じられる。このレコードはファーストプレス、この活き活きとした鮮度感は、そこにも理由があるのであろう。

 本格的なモノラルを聴くのは初めての経験であったが、その凝縮感と瞬発力はステレオを凌ぐものがあると感じられた。モノラルではROKSAN TMS2が活躍。ROKSANのフラッグシップらしいエネルギーの噴出が爽快である。

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 結構な時間お邪魔していたのであるが、あっという間というか、とても短く感じられた。その後、とても美味ながら驚くほど安い中華料理屋さんで会食。美味しい料理だけでなく、のけぞるような裏情報もおなか一杯いただき、心も胃袋も満杯にして、Akimitsuさんと帰路についたのであった。



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