2008/7/15

851:でもどり  

 「左胸を下にして寝ると悪い夢をみる」・・・これは事実である。左胸には心臓がある。左胸を下にして寝ると心臓が圧迫される。なので身体に悪い影響が出て、その結果みる夢もよくないものとなる。

 理論的なようであるが、人によっては迷信でしかないであろう。しかし、私にとってはこれは事実である。相当な確率でそうなるからである。嫌な夢にうなされて目が覚めた時、気付くと「やはり左胸を下にしていた・・・」ということが多いからである。

 身体のコンディションが夢に与える影響は大きい。心臓が圧迫されるために血流が悪くなるのか、左胸を下にして寝ると決まって重苦しい夢をみる。何かに追われていたり、追い詰められたり、結構絶望的な状況においこまれるのである。

 何かしら重大な犯罪を犯し、警察の捜査の手が迫っているという状況などが一般的なパターンである。サスペンス映画のような、緊張感がその夢にはみなぎっている。追われる者の緊迫感が身につまされるのである。実に居心地の悪いものである。

 しかし、こういった圧迫感のある夢も、ふと気付き寝返りをうつと、その様相も一変する。重苦しい雰囲気がすっと軽くなり、いきなり夢のシーンはまったく脈絡のない穏やかなものに変わるのである。夢の中では、時間軸の不整合などまったく取るに足らないことでしかない。時間だけでなく、物理的な制約からも解き放たれているようである。

 何気に耳にしたような気がした。「戻してくれ・・・」という言葉を。それはかすかな声であり、もしかしたら聞き間違いかもしれない。しかし、そう聞こえた。声の主はCD-12であった。確かによく目を凝らしてみてみると、CD-12はその場には馴染んでいないような気がするのである。ハイヒールを履いている女性が畦道を歩いているような違和感が感じられた。なので本来居るべき場所へ戻すことにした。

 そしてCD-12は都会ヘ戻った。そこは狭いが、精巧な空間である。田舎の空気にはEMM Labsが合っているようである。2階でのCD-12は左胸を下にして寝ている時の夢のような違和感がしたのである。なので、寝返りをうった。

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