2008/6/5

811:往復  

 「ドドドドド・・・」「ダダダダダ・・・」「ツツツツツ・・・」「デデデデデ・・・」と、早足で駆け下りたり、駆け上がったり、今日は何回1階と2階を往復したのであろうか?

 昨晩から1階でもCDが聴けるようになった。なのでついつい、意味もないのに1階のLINNで1曲聴いてから、「2階のEMM Labsではどうなるのか?」・・・あるいは2階のEMM Labsで1曲聴いて、「LINNでは・・・?」といった思いが起こり、その都度CD片手に階段を昇り降りしたのであった。

 しかし、これははっきりいって意味のないことである。つまり新たに導入されたLINN CD-12と従来からあるEMM Labs CDSD+DCC2との厳密な意味での聴き比べでは全くないからである。

 なにせ1階と2階は部屋の状況が全く違う。1階の部屋はオーディオ専用に石井式リスニングルームに改装してある。対して2階の部屋は本来は主寝室であり、空いたスペースにオーディオを無理やり押し込んでいるに過ぎない。構造も木造軸組みのやわな構造であり、スピーカーの周囲には音響的な調整グッズは全くない。

 それにアンプも違う。スピーカーも違う。そのような全く違う環境で同じCDの同じ曲を聴き比べたところで、送り出し機器の正確な比較とはなり得ないのである。それでも、「意味ないよな〜」と頭で思っていても、ついつい体が動く。

 まあ、これはLINNとEMM Labsの比較というより、VIOLAとQUADの比較であり、HRS-120 CARBONとPSD T3との個性の違いを再確認する作業でもあった。

 2階のEMM Labs>QUAD 44+405-2>PSD T3は、豊かな質感を感じさせる芳醇な響きが特徴。スピード感や音の粒子の微粒子感覚は比較的低め。これはかなりQUADの音の個性が乗っているのであろうか?しかし、これは聴いていてとても気持ちが良い。

 1階のCD-12>VIOLA CADENZA+SYNPHONY>HRS-120 CARBONは、2階の音と比べると透明度が高い。これは部屋の構造が違うことと電源環境の差も相当な影響があるはずである。部屋自体の響きの粒子が一回り細かく表面が美しく磨かれている感じがある。そのためか、微細な音色変化が多彩で、演奏の細かな表情の差がはっきりとつかめる。

 この1階と2階の往復は、おそらくこれからも続くかもしれない。運動不足解消にはちょうどいいのかも・・・



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