2008/4/22
767:リード線

何故かDMMのレコードのみ針飛びを起こしていたLP-12であったが、その原因はカートリッジとアームを繋いでいるリード線であった。
このリード線、細くそして柔らかいもののようであり、そのリード線が少しばかり下がっていたようである。そしてそのリード線がほんのわずかレコードの反った部分に接したことにより針飛びが起きたようなのである。
DMM盤のみ針飛びが起きたのは、DMMは一般的なレコードよりも溝が細いためと思われる。しかし、リード線については全くノーケアであった。迂闊である。
見に来てくれた、SOUND CREATEの花木さんは針飛びを起こすレコードを真横からじっと見ていて、すぐさまその原因を突き止めた。リード線をラジオペンチでクイクイっとすると、全く針飛びは起きなくなった。
「とりあえず、これで一安心」DMM盤は数枚しか所持していないので、大勢に影響はなかったのであるが、あのままであったなら気持ちが落ち着かなかったはず。
「なぞなぞ」の答えのように、分かってしまうとなんということのない今回の「DMM盤針飛び事件」であったが、これでとてもスッキリした。しかも、リード線を取り回ししなおしたら、音の抜け具合もスッキリしたような気がする。
ラインケ−ブル、電源ケーブル、スピーカケーブルも絡み合いような雑な取り回しだと音も雑になり、スッキリと取り回すと音もスッキリする。リード線も全く同様なことのようである。これは良い経験をさせていただいた。