2008/4/8

754:シャルランレコード  

 今日は顧問先の会社の社長と飲み会。結局家に着いたら日付が換わっていた。久々の午前様である。こんなに遅くなる予定ではなかったのであるが、アルコールというものは時間の感覚を鈍らせるもののようである。

 最近「LPレコード再発見」山口克巳著という本を読んでいる。今日読み終えたのであるが、LPレコードにはまり、その魅力にとり付かれた著者のLPレコードに関する様々な経験がエッセイ風に書かれており、とても興味深くそして面白く読むことができた。

 LPレコードというものが、製作者側の意図や熱意、そしてその地域性によって、その見せる横顔が実に様々に変化するものであるということが分かって、ますます興味を持てるようになった。

 その本のなかで「これまで聴いたレコードのなかで、もっとも個性的なもの」として紹介されていたシャルランレコードに対して、「どんなものなのだろう・・・」と興味を持った。

 シャルランレコードは、レコードエンジニアとして活躍していたアンドレ・シャルランが自分の理想とするレコードを作るために創設したレーベルである。本のなかでは、このシャルランレコードは「とにかく再生の難しいことは確かで、それだけにピタッと決まると、独特の音場から聴こえてくる音楽は、背筋がゾッとするような、なんとも言えないようなカタルシスを与えてくれる」と紹介されており、この文章を読むと是非手に入れて、針を落としてみたくなる。

 しかし、なんとも惨い音が出てくる可能性も高いわけで、そうするとアームの調整やカートリッジの取り付け位置の調整、さらにはスピーカー位置までいろいろ微調整が必要になってくるかもしれない。

 でも、そういった再生の難しいレコードが手元にあると、音楽的な楽しみはもちろんのこと、オーディオ調整の醍醐味も味わえるような気がするのである。

 気になってヤフオクを見ていたら、「Divertissements Nocturnes」と「Joan Cabanilles - "La Bataille"」が出ていたので、落札した。1960年代の録音であるが、どのような音を奏でてくれるのか、今から楽しみである。



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