2008/4/5

751:3本の矢  

 毛利元就の「3本の矢」は有名な話である。3人の息子たちに1本ずつ矢を手渡し、これを折らせたところ、3人とも簡単に矢を折ることができた。そこで、今度は3本の矢を渡し、これを折らせた。すると、誰も3本まとめては折れなかった。3人で力を合わせれば3倍の攻撃力と耐久力を発揮できる、という話である。

 我が家には3本の矢ではなく、3本のRCAケーブルがある。ROKSAN CASPIAN PHONO-REFとCADENZAと繋ぐWASATCHの104U、LINN LINTOとCADENZAを繋ぐJorma DesignのNO.3、そしてEmm Labs DCC2とSD05を繋ぐZu CableのVarial の3本である。

 現在ラインケーブルはRCAのみでXLRは未使用である。我が家では伝統的にラインケーブルにはあまりお金をかけない。そのかわり電源ケーブルには大枚をはたく傾向がある。104Uは2万円、No.3は5万円、そしてVarial は3万5千円である。いずれも中古で取得。価格的には常識的な範囲内に収まっている。

 そして、価格が常識的な範囲内であることのほかの共通点は、いずれのケーブルも細いことである。細くそして柔らかい、当然取り回しは極めて楽である。電源ケーブルの一部には太くて硬いケーブルを使用しているが、それ以外のラインケーブルやスピーカーケーブルにはいずれも細めで、柔らかいものが多い。

 どうしても、ラインケーブルやスピーカーケブルには太くて硬いものは使いたくないのである。見た目的な無骨さもあるが、やはり太いと仰々しい感じがしてしまって、必死感が先立ってしまう。

 なのでラインケーブルを選ぶ際、細いものが最優先項目となってしまうのである。「音じゃないのか・・・」というツッコミが入りそうであるが、もちろん音も大事である。しかし細いケーブルは概して音が良い。と勝手に思い込んでいるのである。

 反対に電源ケーブルは太い方が音が良い・・・ということはないはずであるが、我が家には2本の太くて硬い電源ケーブルがある。そのいずれも真っ黒で取り回しが悪い。幸い壁コンセントから機器まで一直線に這わせることができるのでどうにかなっているが、立地条件が悪ければ相当困難な手法を要求されるはずである。

 電源ケーブルもできれば細く柔らかいものが好みなのであるが、この2本は音を自宅試聴で聴いてしまって、止むを得ず導入したのである。

 3本のRCAケーブルは幸いいづれも安い・細い・柔らかいと三拍子揃っている。将来換えることがあってもできればこの3拍子が揃っていてほしい。



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