2008/3/16

731:合体  

クリックすると元のサイズで表示します

 勝つか負けるかの一対一のガチンコ勝負かと思いきや、結果は上のようになった。・・・パワーアンプの足と床面との間には従来からSERABASEを使用していた。先日島田さんのお宅にお邪魔した際、島田さんがSYMPOSIUMのボードをべたぼめなので、「ぜひ我が家でも聴かせてください・・・」と自宅試聴を申し込んでいたのであるが、今日島田さんがわざわざ持参してくれたのである。

 島田さんが持参してくれたのはSYMPOSIUMのボードが2種類(ULTRA PLATFORMとSUPER PLUS PLATFORM)そして、さらにパーワーアンプ、darTZeel NHB-108 model oneも。これらを順次試聴させていただいたのであるが、とても有意義かつ収穫の多い一日となった。

 まずは、パワーアンプの下のSERABASEをはずしULTRA PLATFORMを敷いてみる。ULTRA PLATFORMは見かけよりは重くない。そして、おもむろに音を出してみる。すると、低・中・高と音の質感がそろう感じがする。全体的な統一感が出る感じである。すっきり整頓され、雑味がなくなる。

 しかし、優等生的というかストイックな音の印象も受ける。そこでXERXES 20の下にもSUPER PLUS PLATFORMを敷いてみる。こちらも同様な効果がでる。そろうのである。バランスがよくなりまとまる。音の暴れがなくなる。

クリックすると元のサイズで表示します

 オーディオ的な聴き方をすれば当然両方併用のほうがベターである。しかしながら、この状態の段階では、頭では良くなったという感を持ちながらも、心底から「これだ!」という感じではなかった。

 「確かに良い・・・」我が家のオーディオの最大の欠点である雑味がなくなる。しかし、「雑味がなくなるかわりに何か失われたものもあるような・・・」といった思いが少しばかり頭をよぎる。得られたものに比べ失われたものの方がはるかに少ないのは確かである。

 次にXERXES 20の下のSUPER PLUS PLATFORMに付属のアルミ製スペーサーを挟む。これでクワドラスパイアの棚板からの響きがSUPER PLUS PLATFORMに乗ってこない。これによりより純粋にSYMPOSIUMの効果が出てくる。

 これは良かった。先ほどの雑味排除による統一感のみでなく、音楽の生命感も高まる印象を受ける。そしてさらにパワーアンプの下のULTRA PLATFORMについても同様に床からアイソレートすれば、その作用の純粋性が高まり、さらに良い効果があるはず・・・ということとなり、SERABASEをULTRA PLATFORMの下に入れてみる。

 すなわち床面から順にSERABASE・・・ULTRA PLATFORM・・・パワーアンプとなる。これを聴いて、島田さんと思わず目を合わせて笑ってしまった。もうこれは頭だけで「こっちのほうがオーディオ的に聴いて良いはずである・・・」といった理性のレベルでなく、心底「こちらが良い!」と思えるレベルになったのである。

 雑味をていねいに排除し過ぎて、げっそりした感をうける自然食主義者ではなく、しっかりと揃った音楽の土台を構築しながら、艶やかな快楽度も高い感じである。

 「清き水に魚住まず」的なところが我が家のリスニングルームにはあって、従来から研ぎ澄まされたストイックな感じよりも、雑味まじりのダイナミックさや「えぐみ」を良しとする傾向があった。時にその傾向に対し「音が雑・・・」という印象を持つことがあった。

 「面白みのない清澄さよりも好きだ」と割り切ってはいたのであるが、このボードは使い方を一ひねりすると、そういったいろんな要素を満足できるレベルで両立させてくれる類稀な道具となってくれそうである。

 今日のもう一つの主役であるdarTZeel NHB-108 model oneのインプレは明日にでも・・・ 



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ