2008/3/5

720:モノリス  

 「2001年宇宙の旅」の冒頭では、リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」の導入部がきわめて印象的に使われていた。映画では、黒い石版モノリスに触れたことにより、類人猿が動物の骨を武器として使用することを覚え、進化の階梯を登る第一歩を踏み出す。

 そしてその骨を空高く放り投げると、その骨が一瞬で宇宙船に変わるという鮮烈な画面展開がなされる。この切り替わり、本当に鮮やかである。こういう鮮やかな手法には「やられた!」という感じになってしまう。

 今日は残業を早めに切り上げて家に帰ってきた。確定申告のほうもある程度めどがついたというのもあるのであるが、一番の目的は「モノリス」である。骨を武器とすることを覚えた類人猿にあやかるわけではないが、大きな進歩の階梯を登りたいものである。

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 これが「モノリス」・・・ではなく、lmstさんが企画してくれたカーボンインシュレーター第2弾である。左が従来のもの。厚さは5mm。これを2セット購入して、CDトランスポートとプリアンプの電源部の足の下に敷いて使用していた。その後第2弾企画としてその3倍の暑さの15mmバージョンが企画されたので、1セット申し込んでいたのが、昨日届いたのである。

 「やっぱり3倍の厚みは違う・・・」それが見た目的な第一印象。これなら機器の足の下ではなくシャーシに直接設置することもできそうである。

 そこでCDトランスポートの下に足をはずして機器の底板に直接セッティング。その見た目から「モノリス」を連想した新型カーボンインシュレーターであるので、その効果の程を計るには、やはりリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」・・・エド・デ・ワールト指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団・・・から「日の出」がふさわしい。

 オルガンと低音弦による静かな持続音がはじまると、その音の厚みが増しているのに気がついた。続くトランペットの荘重な主題はその色彩感や高揚感の度合いがアップしている。何かを足したのではなく、ソフトに入っている音の欠落度合いが減ったことにより、本来の音が出てきたのかもしれない。
 
 この「モノリス」はCDトランスポートをかなりな度合い進歩させる効力を有しているようである。もっといろんなソフトで検証したいところであるが、体の疲労度がそれを許さないようである。第1曲「日の出」が終り、第2曲「現世に背を向ける人々について」がはじまると目がしょぼしょぼしてしまい、首の角度がぐぐっと落ちてきてしまう。なので、今日は打ち止め。また明日以降検証したい。



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