2008/3/21

736:あおだいしょう  

 「あおだいしょう」は日本最大のヘビであるが、比較的おとなしく、また毒もないためそれほど嫌われたり、恐れられたりすることはないようである。しかし、やはり多くの人にとって、あおだいしょうが自分の家の庭にいたりするとあまり気持ちの良いものではないはずである。

 我が家にはいるのである、「あおだいしょう」が・・・。日本最大のヘビというだけあって、そのがたいは結構ボリュームがある。プラスとマイナスがそれぞれ別々に区分されていて、硬い。しかし先端部分は両方とも細くなっていて、最初持った時に抱く「取り回しが恐ろしく大変そう」という予想は当たらない。思いのほか収まりよく配線することが可能である。

 もちろん、家の中を這い回られてはたまらないので、しっかりと縛ってある。その捕獲された写真が次のものである。

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 「あおだいしょう」の正体は、NBS STATEMENT EXTREME SPEAKER CABLEである。k1xv1xさんが「試してみてください」と送ってくれたのである。先端部分は黒いがそれ以外の部分はくすんだ感じの青。思わず「あおだいしょう」というあだ名をつけてしまった。

 さて、その音であるが、先日SYMPOSIUMを試してみたときに感じた「そろう」感じが今日も再現された。低域・中域・高域とバラつきなく音色や音のバランスがそろう。音場全体の見通しもよくなり、音のバランスはしっかりとしたピラミッドバランスが形成される。

 見た目的には多少大仰な感じがするのであるが、その音は正統派である。つっぱりや、はったりなく、腰を落として押し込んでくる。気付くと土俵際まで押し込まれてしまっている感じである。

 ひととおり聴いてから、我が家のWASATCH LC-540に戻してみた。しかし、それにしても「あおだいしょう」と比べると細い。いや、これが普通で「あおだいしょう」が太いのか・・・。比べるとLC-540は、しっかりとした落ち着き感はない。バランス的にも磐石な感じではなく、ゆらぎがある。また音色的にもけっして正統派ではない。「えぐみ」が付加されるようである。

 こうやって聴き比べてみると、「あおだいしょう」はピラミッドバランスの正統派、音のグレードは高い。一方LC-540は細身で華やかさのある個性派といえる。こうやって比べてみると自分が使っている機器やケーブルの個性がより浮き彫りになる。

2008/3/20

735:LINN IKEMI  

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 残念ながら、今日はYさんのLP-12は聴くことができなかった。プリアンプのmarantz 7の具合が急に悪くなったのである。なのでLP-12、marantz 7、marantz 5、TANNOYという素晴らしいコンビネーションの音を聴くことはかなわなかった。

 かわりに、LINN IKEMI、以前使われていた自作プリ、marantz 5、TANNOYというラインナップで聴かせていただいた。今日はAさんとishiiさんもご一緒で4名での賑やかなOFF会となった。

 パワアンプは最近marantz 5に換わった。このパワーアンプ見た目はすっきりとしていて、洗練されたデザイン。

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 「う〜ん、かっこいい・・・」最近、その音に触れるにつれ古いmarantzのアンプはとても魅力的に目に映る。marantz 7の不調は、コンデンサーが原因のようであるが、一日も早く直り、7と5のゴールデンコンビが復活してくれることを願いたい。そのときは再度駆けつけることになるであろう。

 今日の送り出しは、LINN IKEMI。真っ黒でコンパクトなボディは質素である。しかし、何かしらしなやかで品位高い香りがする。Aさんのお宅でも一度聴かせていただいた。そのときも過不足なく密度感のある音楽を聴かせてくれていた。その後Aさんはその上位機種であるCD-12を購入された。

 「IKEMIはCD-12と共通のテイストがしっかりと受け継がれている。比べると違うが、その差は価格差よりもはるかに小さい」とのAさんの評価であった。なかなかレベルの高いCDプレーヤーである。

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 その後、珍しいウイグル料理のレストランで夕食。全く初めて食べた。トルコ料理に多少似ている感を受けたが、とても美味であった。

2008/3/19

734:グレーメタリックのきのこ  

 グレーメタリックのきのこ・・・と呼びたくなるようなエラックの単体のスーパートィータ「4PI PLUS.2」が、AVALON DIAMONDの天板の上に乗っていた。美しい明るい木目とこのややSFチックな造形のスーパートィータとの見た目的な相性ははっきりいって良くない。

 思いがけない光景であったので、「あれっ!」といった感じで島田さんの顔を見たら、「最近中古で入ったんで、試しているところです。」との返事であった。今日は、草加市のクライアントを訪問する予定が入っていたので、先日発注したSYMPOSIUMのボードの代金の支払いがてら、そのクライアントのすぐ側にあるDear Audioをほんの少しの間訪問した。

 そのグレーメタリックのきのこを見て、ぜひともその効果の程を確認したく、少しの間試聴位置の椅子に腰掛けさせてもらって、少々検証してみた。実はこの「4PI PLUS.2」、自宅で一度試したことがある。しかし、残念ながらHRS-120 CARBONは、いわゆる天板にあたる部分がDDDユニットの一部となっており、一般的なスピーカーの天板とは根本的に違う。そこに重量のあるものを乗せるとDDDユニットの音に相当な影響を与えてしまうのである。

 なので、「4PI PLUS.2」の効果よりも天板にものを乗せた悪影響の方が大きく、ちゃんとした検証ができなかったのである。残念ながらHRS-120 CARBONの場合、物理的に他には「4PI PLUS.2」を乗せる場所がなかったのである。

 さて、見た目的には相性が良くない「DIAMOND」と「4PI PLUS.2」であるが、音的にはなかなか良いペアであった。「DIAMOND」のみでは極めてオーソドックスなバランス、特に過不足を感じない。空間提示や楽器の定位がとてもしっかりしている。

 これに「4PI PLUS.2」を加えると、ホール感がよりはっきりと出る。音が上方へたなびく様が分かるようである。そして音色的にも華やかな優雅さが加わるようである。「4PI PLUS.2」のレベルは最小にし、関与度合いは最低限の設定が良かった。「DIAMOND」とほとんどかぶらないようにするのが使いこなしのコツのようである。

 このグレーメタリックのきのこは、なかなかの実力の持ち主のようであった。見た目的には、あの美しいスピーカーの天板には何も乗せたくないというのが正直な感想であるが、音を聴くと「そうとばかりも言っていられないな・・・」という気がしてくるのである。

2008/3/18

733:ゴルフ日和  

 まさに今日はゴルフ日和。確定申告も終り、人心地ついたところで、銀行が主催するゴルフコンペに参加してきた。春爛漫の天候のもと久し振りのラウンドとなった。

 2月から3月半ばまでの1ケ月半、ラウンドはおろか、練習場にさえ行っていない。そういう気分になれないくらい矢継ぎ早に仕事をこなさなければならなかったのである。したがって、本当に久々にクラブを握ることになる。

 そのため、「きっと、大たたきするだろうな・・・」という不安も頭をよぎるのであったが、この暖かな、そしてたおやかな空気にほだされるように、いそいそと早起きしてゴルフ場に出かけた。場所は立川国際カントリークラブ。我が家からは車で45分の距離である。

 出だし、緊張のティーショットは大きく左にそれOB・・・「やっぱり、ぶっつけ本番はダメか・・・昨日練習場に行けばよかった・・・」と思ったがあとの祭りである。出だしはトリプルボギー。

 その後もボギー、ボギー、ダブルボギーと続きさえない。このままでは下手をすると午前中は50を叩くかも・・・と思ったが、午前中の上がり3ホールを全てパー。どうにか46で廻れた。これは午後に期待が持てる。

 そして、その午後であるが、OBが一発出たがパーを6つもとり42と、私としては満足いくスコアで上がれた。トータルで88。中級ゴルファーとしてはまずまずのスコアである。練習をしていなかったわりにはそれなりにまとめた。

 「幸せだ・・・」という心のつぶやきが、今日は何度ももれた。この春爛漫のうららかな日差しの下で、ゴルフをする。「あっ!いたたたた〜」「何やってんだろう〜」といった奇声を発しながら、18ホールを廻る。一緒に廻った方と冗談を言い合ったり、キャディーをからかったり・・・「幸せである・・・」

 銀行主催のコンペであるので、参加者は中小企業の経営者ばかり、なので多少の営業的な要素もあるにはあるが、今日はそういったことをほとんど忘れて、エンジョイできた。

 もちろん2発のOBや、ロングホールでツーオンしながらスリーパットとしたためバーディーがとれなかったことなど、「くそ〜・・・」というつぶやきもあったのであるが、やはりゴルフは楽しい。

 屋外の新鮮な空気と柔らかな日差し、体を動かし童心に返る。ゴルフはやはりとても良い趣味である。オーディオは薄暗い屋内でちまちました調整をして一喜一憂したりするのであるが、「オーディオなんてつまんない・・・手持ちのオーディオ機器は全て処分して、自宅から近いところにあるコースのゴルフ会員権を買って、週末はゴルフ三昧・・・なんてどうかな〜」なんて気にもなる。

 しかし、我が家に着くと体は疲れているはずなのに、何故かしらリスニングルームに入り、マーラーのレコードを取り出し一楽章のみを聴く・・・「やっぱりゴルフ会員権は買えそうにないな・・・」と心の中でつぶやいた。

2008/3/17

732:NHB-108 model one  

 昨日の自宅試聴のメインはあくまでSYMPOSIUMのボードであった。しかし、もう一つ重要で貴重なオーディオ機器の試聴をすることができた。それがdarTZeelのパワーアンプ NHB-108 model oneである。

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 この顔を見ると何故かスパイダースの「バン・バン・バン」の歌詞を思い出してしまう。「とぼけた顔してバンバンバン バンバンバンバン ババババン」・・・その顔立ちはどことなくユーモラスというか、ロボットを連想させるものがある。このほのぼの感のあるデザイン、私は好きである。

 肝心なのは音なのであるが、その音は、極めて単純化された回路構成と慎重に吟味された部品や素材がもたらす効果か、装飾感のない実在感・現実感が魅力である。音の縁取り強調することによって実在感を出すのではなく、音の背景を透明にすることにより音の実在感を高める。

 このアンプからは「色づけ」といった要素は徹底的に排除されているかのような気がしてしまう。なので組み合わせるプリや駆動するスピーカーの相性は、だいたいどれでも比較的良いのではないかという気がする。

 島田さんのプライベートショップであるDearAudioでは、従来のリファレンスであった、BATやCLASSEは完全に隅に追いやられ電源すら入れらることがなくなってしまったようである。それだけ、darTZeelのプリとパワーのペアは島田さんの心を捉えて離さないようである。

 私も実際我が家で聴いてみて、「これは・・・凄い」という感慨にふけることができた。出力は100Wなので、豪腕な駆動力はないが、背景の透明感により音がすっきりと浮き出すので力感に不足感はまったくない。そしてその質感の高さはまさに稀有である。

 では、現用のVIOLA SYMPHONYよりも良いのか?・・・しばらく聴き込んでNHB-108 model oneをSYMPOSIUMのボードから降ろし、SYMPHONYを換わりに載せて、先ほどまでNHB-108 model oneで聴いていた同じ曲を聴いてみる。

 現実感は少しばかり後退する。さっと薄く粉砂糖が音の表面にかけられているような、独特の甘さが音から感じられる。そしてその薄っすらとした味わいを耳で確かめて、なんだか心落ち着くものを感じた。「これ、これ、これが好きなんだ・・・」と心の中で思う。この音色・・・正確無比ではないかもしれないが、生理的に気持ち良いのである。

 NHB-108 model oneは素晴らしいパワーアンプである。ペアとなるNHB-18 NSとともに使えばリアリティ感溢れる素晴らしい世界が開けるような気がする。しかし、VIOLAのペアを買い換えることは当面ないであろう。

2008/3/16

731:合体  

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 勝つか負けるかの一対一のガチンコ勝負かと思いきや、結果は上のようになった。・・・パワーアンプの足と床面との間には従来からSERABASEを使用していた。先日島田さんのお宅にお邪魔した際、島田さんがSYMPOSIUMのボードをべたぼめなので、「ぜひ我が家でも聴かせてください・・・」と自宅試聴を申し込んでいたのであるが、今日島田さんがわざわざ持参してくれたのである。

 島田さんが持参してくれたのはSYMPOSIUMのボードが2種類(ULTRA PLATFORMとSUPER PLUS PLATFORM)そして、さらにパーワーアンプ、darTZeel NHB-108 model oneも。これらを順次試聴させていただいたのであるが、とても有意義かつ収穫の多い一日となった。

 まずは、パワーアンプの下のSERABASEをはずしULTRA PLATFORMを敷いてみる。ULTRA PLATFORMは見かけよりは重くない。そして、おもむろに音を出してみる。すると、低・中・高と音の質感がそろう感じがする。全体的な統一感が出る感じである。すっきり整頓され、雑味がなくなる。

 しかし、優等生的というかストイックな音の印象も受ける。そこでXERXES 20の下にもSUPER PLUS PLATFORMを敷いてみる。こちらも同様な効果がでる。そろうのである。バランスがよくなりまとまる。音の暴れがなくなる。

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 オーディオ的な聴き方をすれば当然両方併用のほうがベターである。しかしながら、この状態の段階では、頭では良くなったという感を持ちながらも、心底から「これだ!」という感じではなかった。

 「確かに良い・・・」我が家のオーディオの最大の欠点である雑味がなくなる。しかし、「雑味がなくなるかわりに何か失われたものもあるような・・・」といった思いが少しばかり頭をよぎる。得られたものに比べ失われたものの方がはるかに少ないのは確かである。

 次にXERXES 20の下のSUPER PLUS PLATFORMに付属のアルミ製スペーサーを挟む。これでクワドラスパイアの棚板からの響きがSUPER PLUS PLATFORMに乗ってこない。これによりより純粋にSYMPOSIUMの効果が出てくる。

 これは良かった。先ほどの雑味排除による統一感のみでなく、音楽の生命感も高まる印象を受ける。そしてさらにパワーアンプの下のULTRA PLATFORMについても同様に床からアイソレートすれば、その作用の純粋性が高まり、さらに良い効果があるはず・・・ということとなり、SERABASEをULTRA PLATFORMの下に入れてみる。

 すなわち床面から順にSERABASE・・・ULTRA PLATFORM・・・パワーアンプとなる。これを聴いて、島田さんと思わず目を合わせて笑ってしまった。もうこれは頭だけで「こっちのほうがオーディオ的に聴いて良いはずである・・・」といった理性のレベルでなく、心底「こちらが良い!」と思えるレベルになったのである。

 雑味をていねいに排除し過ぎて、げっそりした感をうける自然食主義者ではなく、しっかりと揃った音楽の土台を構築しながら、艶やかな快楽度も高い感じである。

 「清き水に魚住まず」的なところが我が家のリスニングルームにはあって、従来から研ぎ澄まされたストイックな感じよりも、雑味まじりのダイナミックさや「えぐみ」を良しとする傾向があった。時にその傾向に対し「音が雑・・・」という印象を持つことがあった。

 「面白みのない清澄さよりも好きだ」と割り切ってはいたのであるが、このボードは使い方を一ひねりすると、そういったいろんな要素を満足できるレベルで両立させてくれる類稀な道具となってくれそうである。

 今日のもう一つの主役であるdarTZeel NHB-108 model oneのインプレは明日にでも・・・ 

2008/3/15

730:春霞  

 今日はTANNOY GRF(シルバーモニター)をお使いのA氏のお宅にお邪魔させていただいた。A氏邸訪問は、今日で3回目となる。そしていつも、A氏邸を訪問すると「私のオーディオは、このままでいいのだろうか・・・」という思いが強くよぎる。

 オーディオ専用の瀟洒なリスニングルームにしっかりと根を下ろしたように佇むGRFを駆動するアンプはMARANTZ 7とMARANTZ 2。送り出しはアナログがXERXES 10+SME SERIESX+ZYX AIRYで、デジタルはLINN CD-12。

 その音は深い。滋味深く、味わい深い。古い音楽のもつ文化的な背景や、そこに込められた思考の蓄積の深さに思いを馳せさせるような深遠な透明度と温度感を持っている。

 それはアナログであっても、CDであっても同様である。極めて細心の注意と集中力持って調整されていらっしゃるのが、ひしひしと伝わってくる。A氏邸で音楽に浸っていると、「我が家のオーディオ機器で、こういう深さを出す術はあるのであろうか?」といった疑問も浮かんできたりする。

 「わが家の音など引き比べたくもなくなる・・・」というやや意気消沈した気持ちでいつもA氏邸を後にするのであるが、今日はその後我が家にも来ていただけるということになっていて、正直さらに気が重くなってしまう。しかも、同じく古いMARANTZとTANNOYをお使いのY氏も同席される予定なのである。

 「どうしたってこの深みは出ない」という焦燥感で表情がややこわばったまま、わが家の音も少しの時間聴いていただいた。

 まあ、わが家はまだよちよちの状態ということを認識していただけただけでも、良かったのかもしれない。

 ビンテージのオーディオ機器には、独特の風合いというか音の深みが感じられるのは事実である。それは銘機として何十年もの間、素晴らしい音楽を奏で続けてきたものだけが身に付けることができるの特質なのであろうか?

 今日はとても暖かい春の一日であったが、私の心の中には、幾つもの疑問符がならび、その春めいた陽気を心から楽しめる心境ではなかった。

A氏邸でアナログ・デジタルという垣根を越えて深い音を奏でていたCD-12
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2008/3/14

729:LINN LP-12  

 今日は事務所の確定申告打上慰労会であった。「やっと、終わった・・・」という開放感から少し飲みすぎたようである。ビール、芋焼酎、日本酒と少しばかり調子の乗って飲んでしまったようで、今頭がぐるぐる回っている。

 なので、文章が支離滅裂になる可能性が大きい。そこは酔っ払いのたわごととして大目に見ていただくしかない。

 今日の昼間は立川税務署にどっさっと確定申告書の束を提出した後、銀座に向かった。行き先はSOUND CREATE。もともとは秋葉原にあった店舗が最近銀座に移った。秋葉原に店舗があったときには2度ほど行ったことがある。

 LINNをメインとしてデザインセンスの優れたオーディオ製品を扱っている極めてお洒落なオーディオショップである。秋葉原に店舗があったときは3つのフロアを使っていて、かなり贅沢なスペースの使い方をしていたのが印象的であったが、経営的にはそれほど楽ではなかったようで、銀座に移ってからは、ワンフロアーのみで、スペース的には3分の1ほどに縮小された。

 しかし、相変わらず極めてお洒落な内装である。試聴室はふたつ。贅沢度は秋葉原時代と比べると数段落ちるが、それでもやはり贅沢で心から癒される粋な空間である。

 訪問の目的はLINN LP-12。展示品処分ということでお得なセットがあることをHPから情報を得た。その内容は、LP-12本体、TRANPOLINU、EKOS、LINGOのセット。価格は税込み700,000円。EKOSは中古(おそらくEKOS SEに買い換えた方の下取り品)それ以外は展示品処分である。定価に対する割引率は約40%。まあまあお得な印象である。

 SEバージョンが出たので、このセットは最上位ではなくなったが、以前はこのセットが最上位というか一番オーソドックスな組合せであった。LP-12本体の仕上げはチェリー。間近でじっくり眺めたが、とても良い色合いである。

 しかし、このショップの女性スタッフ(2名いらっしゃた)は、モデルかと見紛うほどの美人である。こんな綺麗な人に案内されたらすぐさま契約書にサインしそうである。女性スタッフの美しさにほだされたわけではないが、私もついついサインして帰ってきたしまった。しかしこのショップ、真剣にオーディオ機器よりも女性スタッフの方が数段魅力的である。

 ここしばらく、「サブシステムにもアナログ作戦」が頭から離れず、インターネットでオークションなどをしげしげ眺めていたのであるが、今日契約書にサインしたことでその機種選定にも終止符が打たれた。

 後はカートリッジとフォノイコライザーをそろえれば完成である。フォノイコライザーは迷うことなくLINTO。ダイナでやはり展示品処分で安く出ていたので、それをGETすることになるであろう。問題はカートリッジ。第一候補はBENZ MICROのREFERENNSE3。かなり辛口系であるが、鮮烈な音を聴かせてくれそうである。

 納品は今月の29日。どんな音を奏でてくれるのか今から楽しみである。数年後にはSEバージョンになっているかもしれないが、当面はこのオーソドックスな構成で聴きこんでみたい。

 SOLID STEELのラックの左側は、上からLINN LP-12(チェリー仕上げ)、LINTO(シルバー)、LINGO(シルバー)が収まる予定である。その様はきっとうっとりするぐら素晴らしいはずである。そしてその音もきっと・・・

2008/3/13

728:シャンプー&リンス  

 最近街から消えてしまったもの、それは本屋さんである。東京の郊外に住んでいるが、10年ほど前までは市内に5,6件あった本屋さんがほとんどなくなったのである。規模の小さな個人経営では、今や本屋さんは経営的に全く成り立たなくなってしまったようである。

 活字離れがすすみ、大型の古書店の進出などもあり、経営環境が厳しいのであろうが、軒並みなくなってしまうとなんとなく寂しさというか、「これで良いのだろうか?」といった疑問もわいてくる。

 その反対に最近の数年で街に増えたものは、ドラッグストアである。しかもそこそこ品揃えのある大型店舗が市内に相当数できたのである。「こんなにできて共倒れしないのであろうか?」といった余計な心配までしてしまうほどの出店ペースである。

 このドラッグストアというもの、入ってみるとなかなか面白い。ついつい余計なものまで買ってしまう傾向がある。非常に豊富な品揃えであるのでついつい目がいってしまい、手を伸ばしていたりする。

 今日は仕事帰りに妻にたのまれものがあり、一軒のドラッグストアに寄った。頼まれたものはゴミ袋であったのであるが、何故かしら歯磨き粉、シャンプーとリンスのセットも買ってしまった。店に入ると「そういえば歯磨き粉とシャンプーが残り少なかったはず・・・」と思いつき、それらも購入したのである。

 わが家ではシャンプーとリンスは同時にはなくいならない。シャンプーのほうが早くなくなるのである。面倒くさい時はシャンプーのみでリンスはしないからである。少しばかり心に余裕があるときは、どちらも使う。

 そういえば、わが家で使っているCDを洗浄するクリーナーはシャンプーとリンスのようである。2本セットなのである。もうかれこれ1年半ぐらい使っていると思うが、残量が残り少なくなってきた。

 商品名はNANOTEC CLEAR NC-1とNC-2。NC-1がシャンプーにあたり、NC-2がリンスにあたる。この商品結構立派な箱に入っていて、なかなか効果もあるのでお気に入りである。この手のCD洗浄液は相当数販売されているが、どれもそれなりに効果があるようである。

 このNC-1とNC-2はボトルの大きさが違う。シャンプーにあたるNC-1のほうが大きいのである。やはりこれは面倒くさがってシャンプーしかしないで済ます人が結構いることを想定しているのであろうか?

 お風呂場では大概リンス無しで済ませてしまうわたしではあるが、CDのクリーニングに関しては必ず両方使う。NC-2でリンスすると音がしっとりするのである。髪の指どおりが良くなる感じであろうか・・・しかし、NC-2のほうが小さいので、両方必ず使うとNC-1に比べNC-2のほうが残量が当然少なくなってくる。我が家のシャンプー・リンスの関係とは反対なのである。

 まだ、この商品って販売されているのであろうか?NC-2がもう少しでなくなりそうなので、なくなった時には、同じものを買いたいと思っているのである。

2008/3/12

727:うろうろ日記  

 今日になって思い出した。すっかり忘れていたのである。今朝通勤途中でなにげに思い出したのである。一昨日が我が家の愛犬メリーの6回目の誕生日であることはしっかり憶えていたのであるが、迂闊であった。

 まあ、そんなたいしたことではないのである。愛犬の6回目の誕生日のほうが私にとって記憶すべき事柄であったという程度の重要性なのである。しかし、やはりこのブログでは報告すべきことのように思うので記事にすることにしよう。

 実は昨日3月11日は、私にとって「ブログ記念日」だったのである。このブログがはじまったのが、2006年3月11日。ということで昨日をもって2年間が経過した。ブログをはじめてから昨日までの間に更新した記事の数は726。

 726の記事は、概ねオーディオ関連のものが多いが、たまにゴルフものが出てきたり、その他「たわごと」とおぼしき訳の分からない記事が更新されたりといった具合で、首尾一貫したものなく、その日その日の気分に任せて書き連ねてきた。

 オーディオや音楽に関して書くことが多いのであるが、その分野に精通しているわけでは決してない。むしろかなりレベルの低いところでうろうろしているのである。その「うろうろ日記」をつづってきたのである。

 あくまでも「うろうろ日記」なのであって、第三者の指標となるようなものは全くなく、オーディオマニアの役には立たないブログではあるが、新聞の4コママンガのように気安く読んで、「つまんねっ・・・」とか「このオチまずまずじゃない・・・」とかの感想を持って頂ければ幸である。

 726個の足跡を振り返ってみると、一つ一つはとるに足らない足跡でしかない。そしてその足跡は一直線につながっているわけではなく、大きくうねっている。右に行ったかと思えば左にぶれてみたりと、推進力はあるが舵取りがうまくいっていない船の航跡のようでもある。

 しかし、数多くの足跡が途絶えることなく長くつながっている様は、改めて振り返ってみると感慨深いものがある。そこには内容はともあれ、2年間という決して短くはない時間がしっかりと反映されているからである。時間は音もなく落ち続ける砂時計の砂のように容赦がない。その容赦のない時間を、少しばかり自分なりに記録できたのでないかと思える。

 「継続は力なり」というが、ある一つのことを続けるということは、意外と難しい。人は飽きる動物である。一時熱中しても、その熱はいつしかさめてしまうもの。ブログはホームページと違いはじめるのはとても簡単である。しかし、継続するのは意外と難しい。このブログがいつまで続くのかは分からない。しかし、もう少しの間は思いのほか長く続いている足跡に、新たな、そしてとるに足らない足跡をつけ足してみたい。



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