2007/12/8

632:SFC SK-EX  

 「SFC SK-EX」をはじめて見たのは今年のIASでのことであった。スキャンテック販売のブースで、レコードをかけるだびに黒い箱にレコードを入れしばらくしてから箱を開けて、何か黒い棒のようなものをレコードに数箇所当てていた。その黒い箱が「SFC SK-EX」だったのである。

 静電気を100%除去することを目標として開発された「SFC SK-EX」は「サンダーロン・フェルト」という特殊な素材を使ったもので、電源を必要とせず半永久的に効果が持続する優れものである。

 一番の用途はレコードの静電気を除去することであるが、CDももちろん可能であり、ケーブルにも使える。もう既に相当数売れているようで、オーディオアクセサリーとして最大のヒットになる可能性を秘めているようである。

 今日はサウンドハウス4Fの上遠野さんのところに行ってきた。この「SFC SK-EX」の効果の程を確かめるイベントが企画されたのである。どの程度効果があるのか、興味深々での1時間であった。

 使用機器は、LINN「LP12」METRONOME「CD3 SIGNATURE」CLASSE「CP-700」「CA-2200」
B&W 「SIGNATURE DIAMOND」である。

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 まずは何枚かのレコードを素の状態と「SFC SK-EX」で処理済の状態とでの聴き比べを行った。いずれも盤でも、「情報量が増えた」としか表現し得ないような変化が起きた。レコードの溝に刻まれた音楽情報の回収率がぐっと上がったようである。その率は100%かどうかは分からないが、欠落していた情報が回収されることにより、パズルのピースが次々に埋め込まれ、音がよりスムーズで広帯域に、そして空間表現がより広々と正確になされるようになった。

 予想以上の効果である。その後CDでも試してみたが、やはりCDでも同様な効果がある。電源ケーブル、インターコネクトケーブルを使っての実験でも、レコードほどではないが、良い効果が聴き取れた。

 これは同じメーカーの除電ブラシ「SFC SK-2」同様大ヒット間違いないであろう。電源も要らず、箱に10秒程度入れて出すだけという手軽さはユーザにとってはありがたい限りである。実売26,800円という価格がけっして高く感じられない効果であった。

 もちろん、サウンドハウス4Fから下りのエレベーターに乗り込んだ私の右手には「SFC SK-EX」が入れられた手提げ袋がしっかり握られていた。



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