2007/10/28

592:花梨  

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 CDトランスポートの下に見えているもの。これが「新兵器」である。私にとっては「新兵器」であるが、ディープなオーディオマニアの間では有名なものなのかもしれない。

 ハイブリットというか2段重ねになっているのであるが、下の黒く薄いのはカーボンである。何層かの層になっていて層ごとに強度が異なっている。表面の層がもっとも強度が高くなっている。その上にあるのはウッドブロックである。lmstさんは花梨、ローズウッド、黒檀の3種類を持ってきてくれた。

 まずこのカ−ボン・インシュレーターが超優れもの。lmstさんが業者に直接頼んで作製してもらったもの。数が集まらなければ単価が高くなるので100枚の受注をSNSで集めて発注。その結果1枚3,000円という安さ・・・これは安い!

 私は完全に乗り遅れてしまった。SNSをちゃんとチェックして情報収集しなかったつけがこんな形で回ってこようとは・・・今から少数で頼むと当然単価は跳ね上がる・・・誰か一緒に頼む人はいないであろうか?4枚ワンセットで10セット分の注文が集まれば、3,000円は無理でも6,000円ぐらいにはならないかな・・・すると4枚で24,000円か・・・それでも絶対安いような気がするのだが・・・
 
 そして、カーボンインシュレーターで見通しが良くなったところにウッドブロックで味付けというか好みの方向に微調整をするのである。結論から言うと私の場合は花梨が好きであった。黒檀はちょっときつめの味付けに。ローズウッドはしっかり感のある切れ者。

 花梨はやや軽めの感じ。ちょっと分かりずらいと思われるが、イギリスっぽい音の味わい感がでるのである。音に木質感がでるとでも言おうか。シャキッとしたノリは断然ローズウッド。黒檀はオーディオ製品に活用されることが多いが、今回はいまひとつの印象であった。

 パワーアンプの電源コードをNBSのブラックラベル2にして、CDトランスポートの下にカーボン+花梨を敷くと、アナログに攻め込まれ四苦八苦していたデジタルが一気に息を吹き返し反攻に打って出る、といった感じである。

 パワーアンプの電源コードをSTEALTHに戻すと、花梨では少々軽い。その場合はローズウッドで丁度良いバランスに・・・しかし、ブラックラベル2+カーボン+花梨を聴いた耳にはどうしてもその残像がちらついてしまう。

 一方ブラックラベル2をパワーアンプに挿した状態でのアナログはどうであろうか?弦楽四重奏で確かめると、響きのとけ具合が「ウルトラQ」オープニングのようにはいかず、比較的整然としてしまう。これはこれでいいのであるが、もう少しクリープちょい回し状態の融合感が欲しい。そこでフォノイコライザーの下に花梨を敷いてみる。

 すると、「ウルトラQ!ウルトラQ!」と膝を打ちたくなる。ウルトラQのオープニングシーンを知らない若い世代の方には何のことだかさっぱりかもしれないが、つまり響きの融合感がでるのである。まあ、別な言い方をすると曖昧さが出る。

 NBS ブラックラベル2、カーボン・インンシュレーター4枚、そして花梨のウッドブロック8個・・・これはどうしても手に入れなくては・・・デジタル復権のためにも、そしてアナログの質向上のためにも・・・あがいてみるしかないような気がしている。

 実はブラックラベル2とカーボン・インシュレーター、そしてウッドブロックは1週間の期限付きでlmstさんからお借りしている。次の土曜日には返送しなければならないのであるが、その日が来るのが怖い・・・



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