2007/10/15

579:上田桃子と横峯さくら U  

 昨日の女子ゴルフは本当に面白かった。18番で横峯さくらが長いバーディーパットをはずした瞬間、十中八九勝利は上田桃子の手中にあった。あと1メートル足らずのパーパットを決めさえすれば、優勝である。精神的に強くなった今季、誰もが上田桃子の勝利を予想していた。

 しかし、カップにけられボギーとし、プレーオフへ・・・そしてプレーオフ2ホール目で3打目をガードバンカーに入れてしまい敗退・・・バンカーショットを打つ前から、上田桃子の目にはうっすらと涙が・・・勝負の怖さと非情さを思い知る瞬間である。

 ゴルフをテレビで観戦していて、もっとも面白いのはプレーヤーの心理というか精神的な葛藤が画面を通じてこちらに伝わってくる瞬間である。もちろん高度な技術や豪快なショットは魅力である。しかし、その精神的な揺れや、それを克服するプレーヤーの克己心などが伝わってくる時、ぐっと身を乗り出して見入ってしまう。

 私は上田桃子も横峯さくらも好きであるが、どちらが好きかといわれれば、横峯さくらである。当初は田舎から上京してきたばかりといった風情であったさくらちゃんであったが、最近はめっきり垢抜けて綺麗になった。そして、何というか垢抜けたのであるが純朴さというか虚飾のない感じが依然しっかりあって好感が持てるのである。

 上田桃子は気が強そうである。負けん気も人一倍強いのであろう。若く美しいこの二人が賞金女王争いをしているのであれば、藍ちゃんがいなくなったが、日本の女子ゴルフは当分高視聴率を維持するであろう。

 一方、男子ゴルフのほうは、石川 遼選手が早くプロになって活躍しないかぎり、なかなか人気が回復しないかもしれない。

 我が家のリスニングルームでは、最近デジタル系が男子ゴルフ化してしまっている。ついつい若手で綺麗な選手が活躍するアナログの方に目が、いや耳が行ってしまうのである。「いかん、いかん、バランス、バランス・・・」と自分に言って聞かせているのであるが、生来バランス感覚の優れない私は傾いたままのヤジロベイになりがちである。

 アナログのほうがデジタルよりも音が良いといっているのではない。男子ゴルフのほうが女子ゴルフよりも技術的には勝るように、デジタルの方が勝っている面は多々あるはずである。しかし、女子ゴルフのほうが観ていて心惹かれるように、アナログには聴いていて心地良い快感があるような気がしている。あくまで「好み」ということである。



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