2007/10/7

571:三つのブース  

 昨日のIAS、まず最初に行ったのは、LINNのブース。お目当てはLP-12SEであった。しかしブースに入った時は、LP-12SEではなくKLIMAX DSというデジタル系の新製品とCD-12との聴き比べのイベントの最中であった。KLIMAX DSはLANケーブルでデータをパソコン等から取り込みこれをアナログ変換するDAコンバーター。通常のCDトランスポートとはつながらない機器で、新たな分野の製品ともいえる。PCトランスポート等との接続を前提としているもので音質的にもアドバンテージがあると感じられた。

音は聴けなかったが、その美しい姿をパチリ
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 次に行ったのはゼファンであったが、同じ部屋のステラボックスのブースで講演会の最中であり、音は聴けなかったので早々に退散。スキャンテック販売のブースへ向かった。ここは例年どおりの展示であった。ORACLEのレコードプレーヤーとCDトランポートが相似形になるような配置で置かれ、真ん中には巨大なプリメインアンプ、その全てが銀色にまぶしく輝いていて、都会的な雰囲気を醸し出している。そしてELACのスピーカーもその雰囲気をさらに引き立てていて、このブースはひときわお洒落で繊細な美しさに溢れている。

 レコードとCDを交互に聴かせてくれていて、そのいずれもが繊細で輝かしい印象の音であった。ORACLE DELPHIはやはり孤高の存在である。唯一の無二の造形美を誇っている。

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 最後に立ち寄ったのがスキャンテック販売。お目当てはSPIRAL GROOVEのSYSTEM SG1。ブースに入ってオヤッと思ったのは、レコードプレーヤーが二つあること。

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 SG1に並んで展示されていたのはSG2という新製品であった。SPIRAL GROOVEのセカンドモデルであり、SG1に比べて価格も安くなっている。安くなっているといっても、きわめて高価であることには変わりはない。

 しばらくSG1の音を聞かせていただいていると、三浦孝仁氏の講演会が始まった。当然SYSTEM SG1を送り出しとしてアナログオンリーの講演会であった。三浦さんの講演会を聞くのは2回目であるが、とても分かりやすく知識もきわめて豊富で飽きることなくすぐさま時間は過ぎていった。「アナログはデータや特性的には劣っている面があるが、心への訴えかけの度合いが極めて高い。」とおっしゃられていたのが印象的であった。

 残念ながらSG2の音は聴けなかったが、SG1の密度感のあるゆるぎない音にはとても魅了された。「音が良い」といった表現よりも「音が凄い」といった表現がピッタリくる感じであった。その姿かたちの精悍さ、比較的コンパクトであること、音の凄みなどなど価格が現実的なものであれば、是非導入したいと思ってしまう製品である。

 三浦さんの講演会の終了はPM7:00。ショウの終了時間でもある。その後はAkimitsuさんが企画してくれた飲み会の会場へ向かった。その様子は明日にでも・・・



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