2007/10/1

565:変わらないよさ  

 今日は顧問先の会社の社長に連れられて立川駅の南口の焼き鳥屋「とり一」に行った。その焼き鳥屋は来年で開店30周年を迎えるという古い店である。連れて行ってくれた社長の会社もほぼ同じ時期に設立され、その当時からの行きつけの店とのことである。

 そして、社長は「この店はまったく変わらない。30年前とほとんど同じである。」と何度か繰り返して話していた。立川駅の南口は、ここ数年で相当変わった。モノレールが開通し、大きな駅ビルが建ち、人の流入量も増えた。

 再開発の前はかなり雑然としたした感じで、北口と比べると相当立ち遅れた感があったが、この数年でかなり盛り返した。しかし、この店は30年前となんら変わることのない。ラジオはNHKが流れ、精魂こめて焼かれた焼き鳥はどれも絶品であった。客席はカウンターに6席のみ。客は常連さんのみ・・・不思議な居心地の良さを感じさせる店である。

 その店は、「変わることのないよさ」というものを感じさせてくれた。長い年月変わることなく脈々と生き続ける。それはとても貴重なことである。

 長い年月変わることないもの、オーディオ機器でいうとLINN LP12などひとつの好例かもしれない。1972年の発売以来35年が経過しようとしている。ほぼ同じ外観を保ちながら、軸受け、サスペンション、モーター、電源その他各パーツの改良を重ねて、まさに熟成してきた銘機である。

 私が使用しているROKSAN XERXESもLP12には及ばないが1985年の発売以来22年が経過しようとしている。その間基本設計は変えずに進化している。

 こういった20年、30年といった長い期間活躍し、熟成を重ね、現在も現役で活躍している製品というのは、それだけでも価値があるように感じる。

 LINN LP12は最近SEバージョンになった。価格も凄いことになったが、その音の飛躍度も雑誌等などで見る限り凄いようである。今週末はインターナショナル・オーディオ・ショウが開催される。LINNのブースには当然LP12SEは展示され、試聴会も行われるはず、是非じっくり聴いてみたい。

 それともうひとつ聴いてみたいのがSPIRAL GROOVE SG1。スキャンテック販売のブースにきっとその雄姿は飾られているはず。こちらも音も聴いてみたい。その精緻きわまる姿かたち同様な音を聴かせてくれるような気がする。 



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