2007/9/13

547:ラトル  

 2ケ月に1回、八ヶ岳高原にある顧問先を訪問する。中央高速を片道約1時間半ほど走るのであるが、今日は大きな事故を目撃した。

 私の車がその脇を通り過ぎた時には既にパトカーが数台到着して実況見分をしており、運転手はおそらく救急車で運ばれた後であった。反対車線であったので通行止めにはなっていなかったが車線規制がなされており、その少し前から渋滞となっていた。

 トラック同士の事故で、1台は横転して荷台の運搬物が道路に散乱していた。もう1台は運転席が相当な被害を受けているようで道路の脇に斜めになって止まっていた。どちらも相当な損傷があり、かなりなスピードで事故を起こしたようである。

 その脇をゆっくりしたスピードで通り抜けたのであるが、やはり身が引き締まるというか、心の底がスーと寒くなるような感じを受けた。あの損傷具合では運転手は相当な重傷を負ったものと推測される。

 どういう原因かは分からないが、その時間帯はガラガラだったはず。どちらかの居眠り運転が原因ではないかと勝手に想像してしまった。長引いた不況は運転手に相当な過密スケジュールを強いているようである。

 高速道路を往復で3時間ほど運転しただけでも後頭部の下のほうがぐっと重くなったような感じで疲れる。高速道路ではハンドル操作はごくわずかではあるが、相当なスピードで運転するので神経は結構使っているようである。

 事故による車線規制の影響で多少遅れてついたが、八ケ岳高原は素晴らしい天気であった。そして気温も18度と爽やかで、仕事ではあるが気分をリフレッショすることができた。

 その爽やかで雄大でもある八ケ岳の景色を見ていたら、「今日家に帰ったら、サイモン・ラトル指揮のシューベルトの交響曲第9番を聴こう」とふと思った。
 
 評論家の方が「ラトルは永遠の若者。大人の分別とは無縁に、シャープに疾走し続ける。」と評されていたが、高速道路を疾走してきて、高原の爽やかな景色にふれ、そこで体感したものとの共通点がラトルの演奏にはあるのかもしれない。



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