2007/8/28

531:3日ぶり  

 「禁欲」・・・これは大事なことかもしれない。「禁欲」というと一般的には性欲の発露を抑えるといったイメージが強い。または食欲を抑える断食のようなものもイメージとして浮かんでくる。

 いずれにしても、人間が根本的に持っている欲望を理性で抑えコントロールする、といった意味合いで用いられる。そういった強固な意志を感じさせる半面、抑圧された感じ・・・生命の奔放な発露を抑える重たいものをも感じさせる言葉である。

 25,26,27日の3日間はオーディオはまったく聴いていない。私としてはめずらしいことである。そして今日仕事から帰り、久し振りにオーディオで音楽を聴いた。聴いたのはシベリウス交響曲第2番 Sir Colin Davis指揮ロンドン交響楽団。特に第2楽章が好きである。

 久し振りに聴いたせいか良く聴こえる。奥行き感があり音場も広い。HRS-120 CARBONの独特の音の出方が心地いい。久し振りに聴くということは、思いのほか良いものである。なんとなく新鮮に感じるのである。

 以前Akimitsuさんが「煮詰まったらオーディオはしばらくほっとくのが一番」といったことを話されているのを聞いて、印象に残っていた。何かしら不満があるとついついいじりたくなるもの。あれこれしてみて、「どうもここが・・・いやあそこが・・・」といった具合に蟻地獄状態になりがちである。そういったときは思い切って3日間まったく聴かない、いじらない、電源すら入れない・・・といった対応が一番いいのかもしれない。

 そうして3日経ってから、自分のお気に入りのCDから一番好きな曲なり楽章なりをかけてみると、音よりも音楽を自然に吸収できる感じで「あんがい、良く鳴っている・・・」という印象を持つのかもしれない。そして気になっていたことは「そう大したことではない・・・」といった印象に変わるのかもしれない。

 今回は旅行という物理的にオーディオを聴けない要因があったが、そういうものがない状態、いつでも電源をONにできる日常において、「禁欲」することは意外と難しいのかな・・・ついつい今日の具合はどうかなといった感じで短い時間でも聴いてしまうのが習慣になってしまっている。この習慣は改めた方がいいのかもしれない。



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