2007/8/21

525:マイナーチェンジ  

 「チタニウム・モデルとカーボン・モデルのサウンドにおける差は微々たるものである。だが、この紙一重が音楽に重大な影響を及ぼすことは、ここまで述べてきたことからもお分かりであろう。」

 Audio Accessory誌の最新号での石原俊さんの記事の一部である。GERMAN PHYSIKSのHRS-120 CarbonUの紹介記事が載っていたので、いの一番に読んでみた。石原俊さんもチタニウム・モデルのトロバドゥール90を現在所有されているので、私と同様、前モデルであるチタニウム・モデルのDDDユニットをお持ちである。であるから、当然カーボン・モデルに対しては並々ならぬ興味をお持ちのはずである。

 このての記事の場合、当然改良型を褒める。そのために従前モデルとの音の比較というかたちで文章を進めるのは、常套手段ではある。とは思いつつも、やはり気になるものではある。

 写真が出ていたがカーボン・モデルはDDDユニット部が黒である。近くで見るとカーボン独特の編みこみが見えるが、引いた写真では単に真っ黒である。現物はまだ見ていないのであるが、精悍といえば精悍である。チタニウムの銀色の方が全体的なバランスは良いような気がするが、あの独特の光沢のある編みこみ模様はエンクロージャーとの統一感もあり結構魅力的・・・

 「なお、カーボン化に伴ってクロスオーバー・ネットワークも見直され、乗数にかなりの変更がなされた。」・・・ということは、当然首の挿げ替えのみでは「U」に変身することはできないわけである。

 アンパンマンのようにはいかないようである。「まお、どうってことない・・・どうってことない・・・」と自分にいいきかせよう。

 自分が乗っている車がマイナーチェンジした場合、十中八九マイナーチェンジ前のモデルを支持する。大概オリジナルがもっていた独特の良さをスポイルする傾向での変更が目に付くからである。しかし、オーディオ機器の場合はそうとばかりは言えない。特にカーボン・フェチ的傾向のある私にとって、今回のHRS-120 CARBONのマイナーチェンジはまさに「目に毒」である。



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