2007/7/25

498:ソル・ガベッタ  

 PSD T3のバスレフポートに顔を近づけると、何かしらいい香りがする。なんと表現していいのか分からないが、独特のいい香りがするのである。あえて言うなら、アロマセラピー的な香りであろうか・・・

 今日はトッパンホールに行った。指定された席に開演前10分前ぐらに着くと、そのT3のバスレフポートと同じような香りがする。トッパンホールの香りであろうか? あるいは、隣に座った女性の香水の香りであろうか?両者の混じった結果としての香りであろうか?

 今日のコンサートはソル・ガベッタ(チェロ) / ミハエラ・ウルスレアサ(ピアノ)の演奏で、シューマン:3つの幻想小曲集 Op.73、ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69、ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19であった。

 まず印象的だったのは、T3のバスレフポートから漏れでるそれに似た香りであった。そして次に印象的であったのはソル・ガベッタの二の腕である。

 ビリーズブートキャンプでビリーの斜め後ろにいる義理の娘の二の腕を思わせる腕であった。筋肉質なのである。チェロの演奏自体、相当なエクササイズにもなるのであろうが、それとは別に特別なトレーニングをしているのではと思えた。もしかして熱狂的なビリーズブートキャンプの信奉者であったりして・・・

 そのきりりとしまった体つきの印象どおり、演奏も躍動感に溢れるダイナミックなものであった。アルゼンチン出身ということも関連しているのか、音楽の抑揚感を生気溢れた演奏でよりはっきりと表現してくれる。陽性な音である。聴いていて元気を貰えた。

 この3曲のなかでは、ソル・ガベッタの演奏スタイルからすると3曲目のラフマニノフのチェロ・ソナタが一番合っているような気がした。しかし、私の個人的な好みから言えば断然ベートーベンのチェロ・ソナタ第3番である。相変わらずこの曲をコンサートホールで聴くと、ぐぐっと胸が熱くなるのである。この曲が終わってからの休憩時間にはトイレに行って思い切り鼻をかまなければならなかった。

 やはりトッパンホールは音の響きが美しい。お気に入りのコンサートホールである。来月にはピアノのコンサートでまたトッパンホールに来る予定である。そのときに、またPSD T3のバスレフポートと同じような香りがするのか、確認してみよう。



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