2007/7/6

479:共振対策  

 先日仙人池さんのお宅にお邪魔した際のこと、我が家と同じVIOLA CADENZAをお使いなのであるが、その天板が開け放たれていた。その様子を見て、1年半ほど前、ガード下の島田さんのお店にお邪魔した際にもDAコンバーターの天板が開け放たれていたことを思い出した。

 島田さんは「こうすると音に開放感が出る。窮屈な感じがしないのです。」とおっしゃられていたように記憶している。

 アンプの天板といえば、カーボン製のものに取り替えられていらっしゃる方もいた。音のチューニングにとって、オーディオ機器の天板の持つ役割は意外と重要なのかもしれない。

 仙人池さんは「CADENZAの天板は鳴くんです。」とおっしゃられた。試しに我が家のCADENZAの天板をひとさし指で軽く叩いてみると、中心付近で結構ビリビリ共振している。

 「結構弱いものだな。」「もしかして、もっと造りがちゃちな感じのするEmm labsはもっと共振するのでは?」と思い、同様にその天板を人差し指で軽く叩いてみる。

 こちらも盛大に鳴る。特にDAコンバーターはビリビリ鳴いている。概ね中心付近で一番共振するポイントがあるようである。機器によって必ずしも中心とは限らないが、その機器ごとにポイントがあるようなので、そのポイントに何かを載せれば、共振が減少して音に良い影響があるのでは、と思った。

 オーディオアクセサリーでも水晶かなにかの素材で、インシュレーターにもなるが天板に載せてもいいものがあったような気がする。しかし、相当に高価であったような・・・

 そういえば以前ハンコックさんのブログで確かクレスト製のアクセサリーのことが書かれていた記憶がある。白い陶磁器のような素材で四角形だったと記憶している。天板にこれを置くのであるが、その位置によって音に結構変化があるようである。

 手元に使っていないNORDSTのインシュレーターがあったので、早速これを使用してみた。アルミ製のものでそれほどの重量は無い。この程度の重量で共振を減少できるのかは不明である。逆にあまり重いものや大きなものでは抑えつけられる感じが強くなってしまうかもしれない。

 天板を人差し指で叩いて一番鳴るポイントを探してそこにひょいと置く。ただそれだけであるが、音に与える影響はどうであろうか?

 サンサーンスの交響曲第3番第2楽章、弦楽器の浮き立つような質感と、オルガンの伸びやかな低音がチェックポイント。神妙な面持ちで聴き比べをしてみたが、良い印象である。本質的な何かが変わるといった変化ではないのであるが、多少化粧のノリが良くなったという感じであろうか。弦楽器の浮遊感はより出るようである。

 この軽さが良いのであろうか。決して抑えつけられるような感じはしない。振動もあまりに抑えつけると、音の生気が損なわれることがあるが、適度に不快な振動や共振を調整すると、良い影響が音に出るようである。

 このインシュレーターは確か4個セットで18,000円の定価だったように記憶している。インシュレーターとしてはそれほど高価ではない。本来の使い方ではないはずであるが、しばらくは天板の共振対策グッズとして使ってみよう。



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