2007/6/12

455:脱工作派  

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 「あのケーブルの端子は、D-sub 15pinのような形状をしていますよね。15本のピンのうち、どれがホットで、どれがコールドで、それがグランドか、情報をお持ちでしょうか。」

 昨日の記事に対するへい。さんのコメントを読んで、「もちろん知る由もない・・・」と心の中でつぶやいた。

 Audio Accessory誌に評論家の福田さんが「電源ケーブルを自作してみよう!」といった記事をよく載せているが、そういったノリでできるものかと勘違いしていたようである。ことはそう単純ではなさそうである。

 試しにその接続端子をあけてみると、上の写真のようになっていた。細い15本のケーブルが渦巻いていたのである。「何がなんだか、さっぱり分からん。無知とは恐ろしいものである。」これでは、切り売りの電源ケーブルを買ってきても何の役にも立たない。

 もし誤って買ってきてしまっていたら、「ダビンチ・コード」に出てきた狂信的な修道士のように、そのコードで自分の背中を鞭打つしか用途がなかったであろう。

 と言うことで、「前言撤回」である。CADENZAの電源部と本体を結ぶ電源ケーブルについては純正を継続的に使用することになった。もともと「自作派」でも「工作派」でもないので、背伸びすることはやめよう。CADENZAの電源ケーブルの端子のネジをドライバーではずして、中身を確認し、また締める。この一連の作業を完了して、私の短い「工作」は終わった。そして、そのケーブルはしずしずと元の位置に戻された。

 ケーブルの取り回しが結構音に影響するようなので、今日はケーブルの取り回しについて、互いに重なったり触れ合ったりしないようカーボンインシュレーターなどを活用して工夫してみた。

 もちろん全く触れないようにするのは物理的に不可能なのであるが、工夫次第では結構スッキリするし、見た目的に整然としていて気持ちのいいものである。スピーカーケーブルも左右対称にゆったりとS字カーブを描くように這わせてみた。これは音には影響ないかもしれないが、左右対称の曲線は見ているものに安心感と言うか穏やかな心境を与えてくれる。



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