2007/3/19

371:潔さ  

 「潔さ」というものにはやはり惹かれるものがある。デザイン的な「潔さ」も気持ちの良いものである。そしてデザインだけでなく、その機能というか、コンセプトのようなものに「潔さ」を感じる製品にも独自の魅力を感じる。

 単機能に徹したもの、たとえばニューフォーマットができたにもかかわらず、それには目もくれずCD専用機、しかもアップサンプリング機能も持たないというサンデンのMODEL2000 PremiumとMODEL5000 Signatureのペアなどある意味潔い。

 今日はStereo誌の発売日。そのなかでサンデンのこのペアが紹介されていた。価格的には非現実的ではあるが、その独特のいでたちと「音楽に対する親近感のようなものを一番だしてくれた」と評された音にも興味が湧く。

 昨日、GRFの部屋さんから連絡があり、あるオーディオショップで聴いたGerman Physiksのユニコーンの音が素晴らしかったとおっしゃられていた。MKUとなった現行品ではなくオリジナルのほうのユニコーンなので中古であろう。

 ユニコーンはDDDユニット一発のみ。フルレンジスピーカーである。これもまさに「潔さ」を感じさせる。MKUは一度試聴したが音には比較的良い印象をもったものの、そのデザインの無骨さは少々目に余るものがあった。German Physiksのユーザーであるので同社の製品は贔屓目に見たくなるのであるが、どう贔屓目に見て「かっこいい」とはいえないいでたちであった。

 オリジナルのユニコーンはMKUよりは良いが、写真で見る限りそのデザインはいささか不思議な印象を受ける。しかし、やはりDDDユニット1発というコンセプトには強く惹かれる。しかし、低域の量感は大丈夫なのだろうか。ブルックナーの交響曲を過不足なく鳴らせるのであろうか。

 GRFの部屋さんは低域の不足感はなかったとおっしゃれていた。DDDユニット1発でクラシックを聴くにあたって過不足感がないのであれば、その音の質感には相当惹かれるものがある。一度じっくり聴いてみたいものである。

 しかし、そのオーディオショップは東京ではないので気安く聴きにいくというわけには行かない。HRS-120 Carbonはトラブル続きで、購入してから我が家で安住することはない状況である。いっそのことオリジナルのユニコーンに切り替えるかとも思わなくもないが、HRS-120 Carbonの見事なる復帰にも期待したいところ。



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