2007/3/15

367:ケーブル構成  

 ケーブルに対しては「ケーブル肯定派」「ケーブル否定派」いろいろ意見がおありだと思うが、私はどちらかというと肯定派に属する。しかし、肯定派ではあるが、ケーブルにあまりにも重きを置くことについては自戒の意味合いもあるのであるが、懐疑的でもある。

 ケーブルによって音の表情ががらっと変わるのにはやはり驚かされる。しかし、ケーブルは料理のスパイスのようなもの、仕上げに使うのはいいが、素材を吟味する前にスパイスばかり気を使うのでは、本末転倒になってしまう。

 とは言うものの、ケーブルはオーディオ機器と同等に、あるいは時にはそれ以上に魔力的な魅力を持っている。ケーブルであっても物としての品格というか惹き付ける引力のようなものが潜んでいるのである。

 我が家のシステムのケーブル構成は、はっきり言って電源ケーブル重視タイプである。CDトランスポートとDACの間は3本のSTリンクケーブルを使用しているが、これはEmm Labsの付属のもの。したがってタダでついてきたもの。DACからPREはAudio MetallurgyのXLRケーブルで1mの長さ。購入価格は34,000円。PREからPOWERはJPS LabsのXLRケーブルで長さは4m。購入価格は42,000円。そしてPOWERからSPはワサッチのSPケーブルを使用中。購入価格は2mペアで76,000円。

 ラインケーブルとスピーカーケーブルについては、常識的な価格の範囲内におさまっているといえるであろう。しかし、電源ケーブルになるとこれが常識的な範囲を逸脱し始めるのである。

 CDトランスポートに接続しているのがSTEALTHのCLOUDE NINE。これは約10万円で購入。やや高めである。DACにはワサッチのULTAMAを繋いでいる。これは18万円と常識的な範囲をやや逸脱気味。そしてPREには我が家の電源ケーブルの名実共に大黒柱であるアレグロを使用中である。これはど〜んと高くなって36万円。完全にいってしまっている価格である。POWERにはSTEALTHのM-21 SPECIALこれは約11万円。これも安いとは決していえない価格である。

 電源ケーブルだけで相当な投資をしていることとなる。ちょっとやりすぎと言えなくもないが、電源ケーブルの音への影響力は、常識的な思考能力を停止させるほど強力なものがあるのは確かである。

 「ケーブルに行く前にやるべきことがあるでしょう・・・」というお叱りを受けそうであるが、確かにそのとおりである。そのとおりなのだが、ついつい行ってしまう。それがケーブルなのである。



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