2007/3/14

366:うかい亭  

 今日は「八王子うかい亭」で確定申告の打ち上げを行った。事務所のスタッフと確定申告終了後には少し豪勢に高級な店に行く。うかいグループは八王子が本拠地で、八王子市だけでもいくつか店があるが、この「八王子うかい亭」はステーキがメイン。広大な敷地に建つ和を基調とした建物に洋の豪華な内装をあわせて、「鹿鳴館」をイメージさせるような雰囲気を有していた。

 うかいグループは銀座や表参道にも店を出しているとのことであるが、この八王子店は別格の高級感と日常生活から隔絶した独特の時間と空間を有している。そしてスタッフの対応や店の調度品一つ一つに細心の注意をはらった緻密さに溢れていた。

 当然料理の一品一品にも微塵たりともゆるがせにしない配慮が行き届いており、感心させられた。まさに「一流」というものを体感する良い機会となった。

 しかし、感心すると共に、ここまで隙なく緻密な雰囲気にほんの少しばかりの息苦しさをも感じた。これは各自の性格というか個性によって感じ方が違うのであろうが、密度の濃い緻密さに対して、少し緩みというか隙間のようなものがあってもいいのに、と思うことがあるのである。

 これは私自身の性格に緩みというかあそび部分が相当あるから、そう感じるものなのかもしれない。非常に几帳面で細部へのこだわりが強い人にとっては感じ方が全く違ったものになるであろう。

 オーディオでよく言われる言葉は「音は人なり。」である。オーディオの音は、突き詰めていくと、その人のひととなりや人生の生き様のようなものがはっきりと反映されてくるのであろう。

 私の場合、それほどに緻密ではなく、また奔放でもないというどっちつかず的な音になるような気がする。私自身の性格がそういう感じなのである。しかし、そのバランスが自分に一番心地良いのであれば、それはそれで私の音なのであろう。

 右脳に強い刺激を受けると左脳も活性化されるのか、八王子うかい亭で目と舌に饒舌な刺激を受けるたことにより、左脳には色んな思考が交差した。左脳の回路を完全に遮断し、純粋にその饒舌で緻密な感覚に浸りきったほうが良い人生を送れるのかもしれない。



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