2007/3/7

イメージ力  

 子供の絵には時々ハッとさせられる。今日は家に帰ると、食卓に下の娘が小学校から持ち帰った大きな絵が置いてあった。子供らしいのびのびとしたエネルギー感が溢れた良い感じの絵である。

 見ているとエネルギーがもらえるような気がしてくる。子供自体が楽しんで書いたのだろうと思える勢いの良さがある。小手先的な思惑の微塵もないといった印象である。どうやらこの絵は、先生の読む童話を聞いて、自分の気に入った場面をイメージして描いたもののようである。

 私も小学生の頃、先生が読み聞かせてくれた童話からイメージしたシーンを絵に描くという課題がとても好きであった。ものを見てそれを写す写生などよりも自由度が高く、のびのび描ける気がしたものである。その課題の場合、良い絵が描けるか否かはイメージ力にかかっている。

 オーディオを聴く際のひとつの重要な要素として、「脳内補正」が語られることが多い。情報が多少欠落していても、それを脳内で補い、音楽としてよりバランスよく聴こえるように補正する脳の機能である。

 ある意味イメージ力といえなくもない。意外と情報量が多少不足していた方が脳内補正の余地が比較的多く残っているため、自分好みに補正でき、より感情移入しやす音として聴こえるなんて事があるのであろうか?

 情報量がぎっしり詰まった過不足ない音の場合、感心するというか「すごい!」とは思うのであるが、意外と音楽には感動できないということがあるのかもしれない。それは脳内補正の余地があまりにもないので、自分好みに補正できないからかもしれない。

クリックすると元のサイズで表示します



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ