2007/1/24

音の記憶  

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 このブログは比較的写真が少ない。決して意図的に写真をあまり載せないわけではないのであるが、気が付いたら4,5日全く写真がなく、文章だけということもめずらしくない。ブログは写真も載せられるのが一つの魅力である。文章と写真が程よく融合することにより、より魅力的となるはず。

 ということで、冒頭に写真を掲載した。現在入院中のHRS-120 CARBONに代わって、修理期間中の代役として我が家に来てくれているHRS-120のノーマルバージョンである。天然木付き板仕様で高級感がある。遠め目にはとても美しく優雅である。近くで見ると昨日の記事で書いたように運搬中についたと思われる痛々しい傷が結構あるが、音にはそれほど影響のないものである。

 さて気になるのがCARBON仕様との音の差。StereoSoundの158号に柳沢功力氏が書かれたTEST REPORTが載っている。そのなかでは「オリジナル機との一対比較はできなかったが、記憶との比較では、本機の低音は明らかにオリジナル機を超えている。印象的なのはその低音の厚みと伸びと、かつ、DDDユニットとのつながりの自然さで、この結果、再生全体の安定感がひときわ高まり、無指向性としての音の拡がりより、むしろ質感の緻密さを強く意識させる印象だ。」と書かれている。

 我が家ではどうか?中高域に関してはそれほどの差は感じない。DDDユニット特有の滑らかさや緻密な感じが出ている。では低域はどうか?質感に結構差があるように感じられる。オリジナルのほうが「ブワー!!」と出る感じである。CARBONではどうか?もう少し密度感があるというか、目が詰まっていたような気がする。

 しかし、記憶なんてあやふやなもの。繰り返し一対比較すればはっきりと分かるであろうが、時間差があまりないとはいえ、記憶の中の音との比較では確たることは言えない。特に私の場合音の記憶容量は比較的少ない。しばらくするとスーッと消えていってしまう。

 しかし、それはかえって助かることも。OFF会等で聞いた良い音の記憶があまりに鮮明に残ってしまっていると、我が家の音を聞く気になれなくなってしまう。過去に聞いた音の記憶がスーッと消えていってくれるから、「我が家もまあまあ良い音でなっているのでは・・・?」と幸せな勘違いもできるのであろう。



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