2007/1/23

放送禁止用語  

 「どさまわり」って漢字で書くとどうなるのであろうか?「まわり」はおそらく「回り」か「周り」か・・・多分「回り」であろう。しかし「どさ」は?「・・・・」まったく思いつかない。そもそも「どさ」とは正式な単語なのであろうか?一種の俗語(スラング)のようなものではないのか。

 と思ってインターネットで検索してみると、放送禁止用語になっていた。「地方巡業」の意味であるのであるが、何か差別的というか悪意のこもった言葉なのであろうか。ということで当然「どさ」にあてる漢字はないようである。

 何故「どさまわり」という言葉を連想したかというと、今我が家のリスニングルームに鎮座しているHRS-120の姿形から、ふと頭に浮かんだのである。

 我が家のリスニングルームには、再入院したHRS-120 CARBONに換わって、ノーマルバージョンのHRS-120が設置してある。「音無し生活は辛い・・・」と販売店の方に無理を言ったところ、ゼファンのデモ機を修理期間中貸してくれることになったのである。これはありがたい。しかもほぼ同じ機種である。

 カーボンバージョンとの音に差異も検証できると喜んだのであるが、運ばれてきたHRS-120を見たとき、痛々しいその風貌についつい「どさまわり」という言葉が思い浮かんだのである。

 片方のスピーカーの土台部分の一角は、相当思い切り何かにぶつけられたのであろう、ごっそりと欠けている。またもう一方のスピーカーのDDDユニットには数箇所明らかに引っかき傷らしい傷跡が残っている。

 音にはそれほどの影響のない話なので、しばらく無償で借りている身である私にとってそれほど重要度は高くないのであるが、その傷跡を見ながら、「日本全国、様々なオーディオショップやオーディオショウを渡り歩いてきたのだろうな〜」と想像してしまった。相当な距離を移動し、設置されては回収され、あっちに運ばれこっちに持っていかれと、苦労を重ねてきたデモ機の様子が脳裏を掠めたのである。

 そして、「我が家に来たのも何かの縁、しばらくはここで骨休めをしていきなさい。」と多少感傷的な気分にもしてくれた。



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